2020―10年後の世界新秩序を予測する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334962111
  • NDC分類 332
  • Cコード C0098

出版社内容情報

アメリカは本当に終わったのか? 
中国、インドはまだ伸び続けるのか?

少子・高齢化、グローバリゼーションの進展、
唯一の超大国・米国の優位性。

この巨大な三つの潮流は世界をどう変えてしまうのか?
では日本の未来像は? 

生産性の低い労働、門戸を開かない経済、
そして破綻必至の医療・年金制度を抱えたままでは
衰退していくしかないのか。

内容説明

アメリカは本当に終わったのか?中国、インドはまだ伸び続けるのか?日本が世界経済の「成長限界点」を突破する処方箋は。

目次

第1章 グローバル社会が直面する難局
第2章 少子・高齢化による国家破綻の危機
第3章 グローバリゼーションに終焉はあるか
第4章 世界の経済成長を牽引する両極―中国と米国
第5章 ヨーロッパと日本はこのまま衰退するのか
第6章 高齢化、エネルギー、地球環境の危機にどう対応するか
第7章 テクノロジーは未来を切り拓くか

著者等紹介

シャピロ,ロバート・J.[シャピロ,ロバートJ.][Shapiro,Robert J.]
コンサルティング会社経営者として政府や企業に経済政策、市場動向等について提言。1992年の大統領選でクリントン候補の主席経済顧問、1998~2001年米商務省次官、ゴア、ケリー両大統領候補の上級経済顧問などを歴任。マスコミでも積極的に発言している

伊藤真[イトウマコト]
翻訳家・番組制作ディレクター。放送局勤務を経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

3
13-68赤20本書は刊行が2008.04と古い!この種の経済本は旬が命である。麻生元首相が言いすぎ君の゙100年に一度の不況゙の前の刊行と言うことで予測書であるにもカカワラズ、アイスランドをベタほめしている。インチキ金融を全く認知していない?? 予測書が予測の大甘を露呈している。少子・高齢化、グローバリゼーションの進展、唯一の超大国・米国の優位性。この巨大な3つの潮流は世界をどう変えてしまうのか。★斬新的な世界経済の方向性や根拠となる経済的数値の提示、総合的な知見、温暖化原因に対する私見がない2010/04/16

壱萬弐仟縁

2
このままいくと、日本は先進国から中進国へと没落は見えている。人口減少、経済低迷、というときに、「生産性が低い日本の労働者」(287ページ~)の問題は重く見る以外ない。欧州も同様だというが、生産性が上がらないと、フォーディズムの回路図では実質賃金が上がらないので、消費は伸びず、内需拡大できないので不況が長期化。そこにきて増税すればスタグフレーションになろう。女性の就労率が低いというのは、専業主婦で年金の3号を廃止していないため。1号になって配偶者の企業や組織に頼ることを止めれば、真に男女共同参画社会になる?2012/11/16

ぷるぷる

2
未来予測を人口構造の変化、グローバリゼーション、イデオロギーの変化の3つの流れから見ている。グローバリゼーションが進めば日本と欧州は苦しい。生産性をあげるかイノベーションを進めて新産業を勃興させるしかないが難しいだろうな。グローバリゼーションがインフレ抑制に役立ってきたというのは発見。厳しい競争の他にも先進国から途上国に資本、技術、専門知識が流れ込んだのが原因らしい。日本とヨーロッパはダメダメである。欧州は先進国にしか目をむけず、日本は外と遮断していることらしい。当たらないだろうけどなるほどである。2012/05/31

south

2
ゴア大統領候補の経済顧問の経歴を持つ著者が、膨大な資料を独自の視点で読み解き10年後の世界を描く。アメリカを中心とする考え方には違和感を感じるが、エネルギーや高齢化など現代のさまざまな問題と情勢を理解できる。2010/03/24

Masataka Sakai

1
6年前に出た予測本 あまり当たっていない浜矩子適書籍。 こんな本なら自分でも書けるな2016/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/343343
  • ご注意事項