内容説明
2007年5月「三角合併」解禁。“株主に顔を向けた経営”こそが最大のM&A防衛策だ。
目次
第1章 M&Aの活発化と日常化―「時価総額資本主義」が勃興している
第2章 三角合併解禁の脅威―巨大外資が新日鐵、武田薬品、ソニーを呑み込む
第3章 株式持ち合い解消がM&A活発化をもたらした―持ち合い=ニッポン株式会社のホワイトナイトは消滅した
第4章 「時価総額」をどう考えたらよいのか―それでも企業基準は時価総額しかない
第5章 企業価値極大化は自らの経営努力で実現せよ―「株価資本主義」に生き残る経営
第6章 コーポレート・ガバナンスこそニッポン資本主義の課題―チェック&バランスがないのはニッポン株式会社の悪いDNA
第7章 株主判明調査、プロキシー・ソリシテーションの進化―SRでプロキシー・ファイト(委任状闘争)に勝ち続ける
第8章 “株主に顔を向けた経営”こそM&A防衛策―村上世彰、ホリエモンの跳梁が結果的にIRと株価意識を高めた
第9章 敵対的なM&Aで狙われるのは「低PBR会社」―「IRのない会社」が敵対的M&Aの標的になる
第10章 “ハゲタカ・ファンド”が次に狙う巨大な獲物―三角合併解禁は巨大外資ファンドに未曾有のビジネス・チャンス提供
著者等紹介
小倉正男[オグラマサオ]
評論家・経済ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒。1971~2005年、東洋経済新報社で記者・編集者、企業情報部長、金融証券部長、編集局次長、名古屋支社長・中部経済倶楽部専務理事などを歴任。06年1月企業家ネットワーク編集委員。同年7月評論家・経済ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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