内容説明
’９２年３月、その証言が全米のマフィアを壊滅へと追い込んだ！全米Ｎｏ．１ベストセラー！迫真のノンフィクション。殺人、脅迫、乗っ取り、そして裏切り。伝説とは無縁の、本当のマフィアがここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまご
12
映画以上に映画な現実！ アメリカンマフィアのコーサノストラ，その最大ファミリーのNo.2（＝アンダーボス）・サミーが，ファミリーを「裏切り」，ボス（TIMEの表紙にもなったジョン・ゴッティ）をはじめ，多くのメンバーが有罪になる証言を裁判で行う． そのサミーの，マフィアに入り，犯罪に手を染め，No.2まで上り詰め，そしてなぜ「裏切り」を行ったかが書かれる本作． もちろん自己肯定や美化はあるだろうが，行う犯罪の裏にあるファミリーに対する忠誠心や「男の中の男」をストイックなまでに求める姿勢はある意味魅力的．2020/12/13
akiakki
2
ガンビーノ・ファミリーのアンダーボス(No2)であるサルヴァトーレ・グラヴァーノ(通称サミー)の自伝。『暗闘―ジョン・ゴッティvs合衆国連邦捜査局』がFBIサイドから書かれていたのに対し、こちらはマフィアサイドであり、前ボスのポール・カステラーノ暗殺からジョン・ゴッティ逮捕までを別の視点で知ることができました。サミーにはその時々に尊敬できる上司がいても、組織のトップには恵まれなかった感じです。2022/03/02
ひるあんどん
1
長すぎて、面白くなかったら面白かったり・・・。本物のマフィアもゴッドファーザー面白かったんだ。2020/09/09
tai65
0
星５つ2012/01/18
