出版社内容情報
日産ゴーン事件で、報酬過少記載の罪でゴーンと共に逮捕されたグレッグ・ケリー氏への単独インタビューを基にした、ノンフィクション。
内容説明
共犯者か、それとも犠牲者か。犯罪は本当にあったのか。この2年で、日産は何を失ったのか―。主役不在で公判が進む中、ケリー被告への独占インタビューと関係者への取材から、世界を震撼させた前代未聞の経済事件の、その後を追う。
目次
プロローグ「東京地検です」
第1章 逮捕、そして起訴(「ゴーン会長逮捕!」;司法取引に合意せよ ほか)
第2章 トクハイ(綱渡りの捜査;私は「バリデーター」でした ほか)
第3章 公判の行方(検察の主張;検察の「決め手」 ほか)
第4章 ケリーとは何者か(日産の“呪縛”;多くの人を破滅に追い込んだハリ・ナダ ほか)
第5章 終わらないゴーン事件(寡黙なゴーン;証言者は語る)
著者等紹介
市岡豊大[イチオカトヨヒロ]
1984年、愛知県名古屋市生まれ。中央大学法学部卒。2008年、産経新聞社入社。和歌山支局、さいたま総局を経て、東京本社社会部。防災担当の後、司法クラブ検察担当を2回、計3年10カ月間務め、2020年に政治部へ異動。現在は首相官邸クラブで安全保障など内外情勢を取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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