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高学歴ノーリターン―一流大卒が負け続ける「ギャンブル社会」の到来

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334933708
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

一流大卒が負け続ける「ギャンブル社会」の到来。「東大社会」で実感した「学歴価値」の大暴落。

高学歴者は今、明らかに3極化している。「カリスマ性のある高学歴者」「ボンボン高学歴者」、そして、下・中間層出身で目立った取り柄のない「さえない高学歴者」である。本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」が大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。

内容説明

本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」real value of school recordが大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。

目次

1 誰が損をしているのか?
2 報われない仕事
3 彼らはなぜ怒らないのか? 中央官庁編
4 彼はなぜ怒らないのか? 一流企業編
5 「中流受験秀才」の悲劇
6 「学歴社会」の崩壊
7 運がよければ…
8 「新・学歴社会」を構築せよ

著者等紹介

中野雅至[ナカノマサシ]
1964年、奈良県大和郡山市生まれ。1988年同志社大学文学部英文学科卒業。1989年大和郡山市役所に入所。在籍中に働きながら国家1種行政職試験に合格し、1990年旧労働省入省。The School of Public Policy、The University of Michiganへの留学、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きまま

1
学歴の価値が暴落して、むき出しの資本主義社会が到来する…東大の卒業生が企業や官庁に就職せずに起業するのは、そんな過渡期の一現象である。その先に待っているのは、カネとコネを持った一部の人達が既得権を握る超格差社会…という指摘は鋭い。コツコツと勉強した人間が報われる、一度失敗しても再挑戦できる社会をつくらなければ、社会のバランスが失われるだろう。きちんと問われなければならないことが、いま軽視されているように感じた。2014/06/27

sasuke

1
学歴というか、東大の価値が下がってきてるのは確か2011/10/11

とろント

0
なんか微妙。わからんではないが違う気がする。

たぬき

0
継続的緊張2010/06/12

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