フラッシュモブ―警察庁情報分析支援第二室・裏店

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334929527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

変人警視正・安孫子弘ふたたび。遠慮はしない。敬語は使わない。誰に対しても命令口調。しかも、悪口は面と向かって言う。事件関係者からも、同僚からも煙たがられる、徹頭徹尾空気を読まない孤高の警察官僚・安孫子弘。彼の手にかかれば、未解決事件も、発生したばかりの事件も、敵ではない!その人格、高飛車にして奇矯。世にも無礼なこの男の前に、5つの不可能犯罪が立ちはだかる!

著者等紹介

遠藤武文[エンドウタケフミ]
1966年、長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2009年、『プリズン・トリック』で第55回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

88
安孫子弘の事件簿 ~The Case-Book of Hiroshi Abiko~といったところか。ほぼ全く警察庁情報分析支援第二室<裏店>とは無関係。 初出:フラッシュモブ「小説宝石」2013年5月号、場違いな男「小説宝石」2013年8月号、祝福されない結婚「小説宝石」2013年11月号、検案「小説宝石」2014年2月号、密室の熊「小説宝石」2014年5月号2016/08/30

ダイ@2019.11.2~一時休止

79
裏店その3。連作短編集。我孫子の態度はますます大きくなるが事件は見事解決していく。裏店の当初の設定が見る影もないのがちょっと残念。2014/08/11

nyanco

59
強烈キャラ・我孫子警視正、再登場!待ってましたよ~!シリーズ化されて嬉しいです。更に磨きがかかった我孫子さんの毒舌ぶり、今回は神出鬼没ぶりも追加。いきなり現れ、自己紹介もないうちに「お前のシナプスは腐ってるのか!」と罵倒。相変わらずですね~「場違いな男」では、書生時代の我孫子を知るファミリーの話。この執事が実にイイ!旦那様と我孫子の話や、書生時代の我孫子の話も読んでみたいなぁ。続→2014/08/24

きつねこ

33
尊大で高飛車、上から目線。でもとっても有能なキャリア警視正の安孫子さん。自分のペースでぐいぐい事件を解決する。人を「おのれ」と呼ぶのはキャリアにしてはちょっとお愚劣。警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉シリーズ二作目とのこと、一作目も読んでおこうかな。2014/10/12

ナミのママ

31
遠慮はない、敬語は使わない、誰に対しても命令口調、口が悪い。関係者からも同僚からも煙たがられる変人警視正の安孫子弘。…『炎上』の続編、5つの事件(短編)。強烈なキャラは前作と同じ、身近にいたらたまらないけど、読むには面白い主人公です。短編でも登場人物が多い作品や、状況をきちんと把握していないとトリックがわかりづらかったり、『原罪』もそうでしたが、きちんと読んだ方が楽しめると思います。事件解決後の感想は読者に投げかけているんでしょうか。うんちくがないので、内容はさらっと読めました。2014/07/29

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