内容説明
医師の男と旅をともにすることになった、浪人・平馬。最上川近くの森の中、男に襲われていた女・おちかを二人は救うのだが、その直後、首なし死体が川から流れてくる…。森にひそむ恐ろしきものは、妖しか、人か…。怪異と活劇、そして感動あふれる、ファンタジック時代小説。
著者等紹介
澤見彰[サワミアキ]
1978年、埼玉県生まれ。大学で日本民俗学を研究のかたわら、作家をこころざして絵や文章の勉強をつづける。卒業後、らいとすたっふ小説塾第一期生として一年間の修業ののち、光文社KAPPA‐ONE『時を編む者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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