ここが変だよ、保育園

近藤 敏矢【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2023/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344944930
• NDC分類 376.14
• Cコード C0036

内容説明

世間一般の常識は保育業界の非常識！？元ＮＴＴ研究職員が最先端情報通信の世界から保育園理事長に転身。一般企業との違いに戸惑いながらも安心、安全、働きやすい保育園を目指した保育園改革！

目次

序章　ＮＴＴ研究職員から保育業界へ
第１章　ビジネスの常識は一切通用しない―論理よりも、共感が大切な世界
第２章　保育園は親のためにある？―矛盾の多い保育園制度が園の主体性を奪う
第３章　害虫駆除から園の備品補充まで園長の仕事！？―外部コンサルタントと一緒に業務改革に着手
第４章　圧倒的に不足する保育士さんたち―元ＮＴＴ職員のＩＴを駆使した働き方改革
第５章　制度に翻弄されずに、現場から積極改善―業務効率化と保育の質の向上のための６つの提言

著者等紹介

近藤敏矢［コンドウトシヤ］
社会福祉法人みなみ福祉会理事長。１９６９年生まれ。１９９４年、名古屋大学大学院情報工学専攻修士課程修了ののちＮＴＴに入社し、研究者として従事。その後、実家である保育園の経営について閉園または他者に移譲といった将来想定の話を父から聞き、保育園を継ぐことを決意。１９９９年に社会福祉法人みなみ福祉会に入職し、２００４年に笠寺幼児園園長に就任。２０１９年、同法人理事長就任。保育園から認定こども園へ移行して複数の施設を運営する方針に舵を切り、４年間で新たに５施設を展開。ペーパーレス化、経理システムの独自開発など業務のデジタル化に取り組む一方、経営コンサルタントを活用して法人の経営拡大に注力するなど積極的な改革を推し進めてきた。現在は、保育等の福祉がなくても誰も困らない地域づくりを目指して尽力している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[からっぽ]

面白かった。人のルーツを辿るみたいな気持ちになった 。本出せるってすごいなあ、、、ふわっとあったかい気持ちになることが多かった。

2023/07/06

[yoshiko]

ちょっと期待外れだったかな。一般向けだったというか。もうちょっと内容が濃いのが欲しかった。でも、同じく別業界から保育業界に飛び込み、只今迷走中の私なので、参考書として持っておきたい。求人広告の内容のおかしさや、議事録の不思議も心当たりがあった。保育士試験は一般常識が5割は本当にそう。やっぱり大規模というか系列園があったりする園の方が、感情で回る部分が少ないかな、ていうかコドモンぐらい入れてる園を次は選びたい。

2025/03/11

[なふなふ]

著者の方が元通信系分野の研究職で、現在は保育園経営者とのことで興味があり読んでみた。国の制度的な問題点、業界の独特の体質など、異業種からの目線と日々の現場目線とが絶妙なバランスで書かれていて、保活中の身には学びが多かった。また保育園DXについてよく知ったツールをどう活用されているか(この辺りは時間が経つと変わってしまうと思うが)も面白かった。 なにより、著者の保育への深い愛とさらに広いビジョンに、こういう園が増えたら先は明るいかもと思わせられた。

2023/08/24

[はりっぽ]

尊敬の気持ちで読んだ。日頃からよく話してもらってたことが書籍になっていてなんだか不思議。

2023/06/19