マザー・マーダー

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マザー・マーダー

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334914363
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

母が殺すのか、母が殺されるのか。めくるめく、どんでん返し。全方位に仕掛けられた罠。企みと驚きに満ちた傑作ミステリ!

内容説明

息子を溺愛し、学校や近隣でトラブルを繰り返す母親。家から一歩も出ず、姿を見せない息子。最愛の息子は本当に存在しているのか―歪んだ母性が、やがて世間を震撼させるおぞましい事件を引き起こす。

著者等紹介

矢樹純[ヤギジュン]
1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にて漫画原作者デビュー。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

373
矢樹純さん初のハードカヴァーで気合が入った勝負作の連作短編集という事で長く積んでいて期待していましたが結果は惜しくも残念な出来でしたね。全5編の連作短編集ですので主役が毎回入れ替わり一話完結で次作には出て来ないのが何か物足りず全体の構成がボヤけて理解し難く中途半端でしたね。物語の中心となる母と息子の存在感が希薄で、読者はそこが知りたいのに回り道で避けまくって期待を持たせた上での最終話が何だかなあと思うイマイチの結末でしたね。やはり最後はドカン!とえげつなくビックリさせて欲しかったですが想定の範囲内でした。2023/01/18

いつでも母さん

208
あぁ、今年もまた歪んだ母親の物語を読むんだろうな私。5話からなる連作短編。梶原美里・恭介母子にまんまと騙される。3話目の野崎に騙されたのだけが、自分の中で納得しちゃう。あとはもうげんなりしてしまった。特にタイトル作でもある5話目は怖い。止めて~!こんな罠というか真実を突き付けられて、矢樹さんの沼から抜け出せなくなるのではないだろうか・・2022/01/18

reo

190
第一話「永い眠り」から第五話「マザー・マーダー」に繋がってゆく連作短編集。それぞれの話の脇役が、次に主人公なるという構成が分かりやすく面白い。といっても矢樹純さんのこと、期待は外しません!最初からおかしい人は最後までおかしいのだが、第五話「マザー…」までくるとそのおかしさ加減に拍車がかかります😰著者氏の作品は三冊目。癖になりそう😅2022/07/23

しんたろー

186
矢樹さん3冊目は、5つの短編集かと思って読み始めたら、引き籠りの息子・恭介と溺愛する母・美里に関わった人々の連作であり「変形長編」とも言える内容…各話の主人公たちが感じる恐怖がヒタヒタと迫ってくる。『夫の骨』『妻は忘れない』よりイヤミス度が増しているのは好みではないが、何処にでもいそうな人物造形&心情の上手さは変わらないし、各話のラストでの驚かせ方もニヤリとさせる。最終章の真相に関して「伏線不足かなぁ」とは思ったが、恭介&美里と関連した人々を巧く配置していたのは面白かった。次作は「純粋長編」を期待したい♬2022/05/09

モルク

178
引きこもりの息子を決してそれとは認めず、ひたすら溺愛し盲目となってしまう母親。この梶原一家を共通項とする5つの連作短編集。それぞれの家庭で暗黙のルールはある。それを他の家庭の物指しにすることはできない。梶原家に関わることで、少しずつ歯車が狂っていく人たち。薄気味悪い雰囲気がつきまとう。各章毎に驚きがあるが、それが最終章で新たな展開を見せる。二度見した!2022/04/12

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