出版社内容情報
我孫子武丸[アビコ タケマル]
著・文・その他
内容説明
篠崎凜―翠星学園高校一年生。中学から弓道を始め、現在弓道弐段。ひたすら弓道に打ち込む少女。そんな凛が師匠、棚橋先生の家で、ありえない矢で男が殺された事件に巻き込まれ、見事に解決した。『弓道名人は名探偵』と校内新聞で取り上げられ、凛の動画はいつの間にかネットで『天才弓道美少女』と評判になるが…。友達に悩み、自分に悩み、弓道に悩む青春真っ只中―。ひとりの少女の成長を活き活きと描く傑作長編。
著者等紹介
我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。’89年、『8の殺人』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
100
連作短編集。学園もの。殺人事件もありますがミステリー要素は薄い日常の謎系?で部活を通じた青春って感じで楽しめました。2018/11/13
やも
97
高校生の篠崎凛ちゃんが主人公。彼女の周りで起きる事件をシャーロックよろしく解決していく🎯いやぁ〜面白かった‼️弓道部員としての青春、成長はもちろん、ミステリーもしっかりミステリーで😳👏けっこーちゃんと考えながら読んだんだけど、ニブチンには1つも見破れなかったわ😅弓道の描写あるあるで共感しまくりだし、真摯に頑張る凛ちゃんも脇を固めるキャラクター達も魅力的だし、読んでて楽しかった✨80歳オーバーのおばあちゃんが16キロを引ける?とか若干のツッコミもあったけどね🤣続編も楽しみ♡凛ちゃん頑張って♡♡★52022/06/08
ゆみねこ
79
弓道に打ち込む女子高生・篠崎凜。尊敬する師匠の家で起きた殺人事件の謎を解いたり、ライバルとの対決があったり。清々しい青春小説でした。2019/05/16
散文の詞
74
弓道部が舞台の女子高生の視点で描かれた連作短編青春小説。第一話が、最高に面白い。それから山あり谷ありで最後まで一気に読ませる。正直、弓道なんて興味もないので難しい説明が出てくると、読みづらくなるかと思っていたが、興味のほうが湧くのは不思議だった。等身大の主人公が生き生きと描かれていて、ああ、私の周りにもこんな人いたなとか、共感できる部分もかなりあるのではないか。それに、日常の謎をどんどん解いていくのは気持ち良かった。ミステリーや推理小説を期待していると、いい意味で裏切られる。それにしても、弓道とは何か?2020/01/29
背古巣
49
誉田哲也さんの"武士道"シリーズの弓道バージョン?主人公の名のように"凛"として静謐なイメージを持って読みはじみたら、何と…。結構賑やかな出だしでした。章が進むにつれて何のために弓を引くのかとうい「道」の話になってきたけど、決して固くなく、面白く読みました。そして最後最後でやられました。続き、行きます(^o^)✌️2022/06/17
-
- 電子書籍
- 衰えた脳を呼び覚ます すごい記憶力の鍛…
-
- 和書
- 保母養成校ガイドブック