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内容説明
キャピトルから奪還されたピータは別人のようになっていた。かつて無償の愛を誓ってくれた少年はもはやどこにもいない。絶望したカットニスは、自分を戦いの前線へ送ってほしいと第十三地区の首相に懇願する。各地区が次々と蜂起し、追いつめられたキャピトルと反乱軍の戦闘は最終局面にさしかかろうとしていた。三部作すべて映画化が決定したベストセラー・シリーズ、完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
siva
17
主人公には共感できなかったものの、結局のところカットニスとは象徴に祭り上げられただけ、生きるために必死で精神のバランスをギリギリのところで保てたのが奇跡とも言えるくらいのただの短気な少女であった、と考えるとまあこういう話にもなるんだろう。最後まで精神的な成長が見られないティーンエイジャーの主人公っていうのも珍しいわ。2015/07/20
ぽっぽママ
7
戦争に勝つために手段を選ばない人達。多くの犠牲者。戦争は起きて欲しくないし、戦争を必要悪とする社会であってほしくない。カットニス、17歳で失くしたものが多すぎて…2015/11/10
Nine
7
映画化するにあたっては、エピソードをかなり削らなければならないかも?(脚本次第でダメになるかもしれないけれど、シリーズ最高のおもしろさになる可能性もあると感じました)カットニスを好きになれないという感想が多いようですが、17歳の少女に究極の選択を迫るような展開が連続するのだから、それは違うだろ、と読者が感じるような方向に物語が進んでいくのも、仕方がなかったのでは…。などと、カットニス好きは擁護したくなるのでした。2014/07/10
とももん
6
おもしろくなーいー!結局おもしろかったのは最初の1巻だけやった。なんか難しい話になるにつれ、文字も読みにくくて、全然頭に入らなくて、先をすすめるのが大変だった。それでもなんとか全巻読み終えました。ふう。2016/12/07
鈴木
6
2巻までは面白かったのに。3巻では反乱軍とキャピトルとの熱いバトルが繰り広げられると思いきや。この感じ、ヱヴァ破の後のQに似てる。 下巻も30ページほどは読んだものの、限界が来て読む気がなくなった。あげく10月は読書量1冊で終了した。このままだと他の本が読めないので、読み終わったことにする。 1冊ずつ読まないと気がすまないのである。2016/11/02