エンディングノート

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エンディングノート

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334912093
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



山本譲司[ヤマモト ジョウジ]
著・文・その他

内容説明

準備万端整えて亡くなった母、27歳で自殺した元部下…大往生、非業の死?読み出したら止められない。「終活」小説。希望と圧倒的感動の結末!

著者等紹介

山本譲司[ヤマモトジョウジ]
1962年、北海道生まれ、佐賀県育ち。2000年、衆議院議員在任中秘書給与詐取事件を起こし、翌年、懲役1年6カ月の一審判決を受け服役。受刑中は、障害のある受刑者たちの世話係に従事する。2003年、433日間の獄中生活を綴った手記『獄窓記』を出版。同著が新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

24
定年を間近に控えた正悟は元部下の27歳という若さでの自死に愕然とする。自殺の真相を調べていくとある重大な事実に突き当たる。同じ頃、妻の千穂は莫大な金額が絡む詐欺事件に巻き込まれていた。お互いが目の前の難題に精一杯で、相手を誤解し、絆は壊れていく。それぞれの過去が明かされ、ラストへ向けて物語は大きく動いていくが、最後の正悟の母が残したもう一冊のエンディングノートと千穂が記したエンディングノートを読んだ時、この本のキモに気づく。人生の選択において必要な事は、死を意識した時に初めて分かるのではないか?2018/04/26

カリン

7
母が子に「まっすぐに生きなさい」といっているにもかかわらず迷い回ってばかりで、主人公が言いたいこと、やりたいことが最後まで判らなかった。2018/05/08

やまさん

5
初読作家。ストーリー展開は部下の自殺の裏にある会社の不正を自らの葛藤の中にも正義を見出し暴く展開のストーリー。その着地点までには自らの生い立ち、妻との離婚、全ての終活整え終わって逝った母親等の側面の流れの中での展開は楽しめました。文中に出てくる「いくつになっても生き直しは可能」「夫婦は自分を写す鏡」「人間真っすぐに生きる事が大事」という母親三沢キク乃の言葉に自らも振り返って感じるものありました。「生きてること、全てが終活」って確信ついてるかも・・作家山本譲司さんの他の作品も読んでみようと思います。2018/04/08

ふらら

2
元部下の自殺の真相をつきとめていくと…。定年を迎える正悟と妻の千穂はそれぞれ話せない事情があって、お互い話さないことで、さらにややこしいことになる。お題のエンディングノート、どういうことかと思っていたけど、最後に千穂のノートが出てきて納得。母、部下の死、千穂によって正しい道を進む決心した正悟はどうなる?生きていれば生き直せるはず。2024/08/13

decomo

2
話かあちこち広がり過ぎてどうなることやらーと思っていたけれど、なんとか落ち着いたって感じですかね。山本さんがんばって盛り込み過ぎたんじゃないかな。2018/08/01

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