光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 家族―名残の飯

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家族―名残の飯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334795610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋『しん』。飛脚問屋の元美人女将と娘の二人が訳あって営むことになった、その店の近所で火事が起きた。それまで支えあってきた橋場町の住人たちの間に不穏な空気が漂う。同じ頃、奥州からやはり訳ありの一人の女が江戸に戻ってきた。犬に詳しいその女の正体が明らかになった時、人の心が揺れ出す―。人情が染みる、新展開のシリーズ第四弾。

著者等紹介

伊多波碧[イタバミドリ]
2001年作家デビュー。絶妙な語り口と活き活きとしたキャラクター造形に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

96
一膳飯屋『しん』シリーズ第4弾。これまでの作品の流れ、謎がイッキに明かされつつある展開でイッキ読みしちゃいました。過去三作は連作集の構成でしたが、本作は四編に分かれてはいるものの、実質は長編スタイルです。とある1人の謎めいた女性が現れ、船頭「六助」の愛犬と出会うトコから物語は始まり、とにかくこの女性を中心にめまぐるしく話が展開していきます。準レギュラー「おちか」もしっかりと登場し、新たなレギュラーに加わった料理人見習いの「健志郎」がこれまたナイスガイです。それでもやっぱり女将の「おしげ」が最高ですね。2024/02/27

タイ子

68
シリーズ第4弾。父親の猛反対を説得して晴れて平助の弟子となった健志郎が頼もしい。一膳飯屋「しん」の近所で火事が発生。「しん」は火災から逃れたものの、焼け出された人々のために食事の差し入れ、健志郎に至っては住居の再建の手伝いまで始める。そんな折り、えつよと言う名の女性が動物医と間違われ犬・猫の手当てをする羽目に。実はこの女性は「しん」のおしげ、おけいと深い関わりのある過去がありここで彼女たちの過去が明かされる。そして、近くに行方知れずの新吉の影が…。韓国ドラマかいなと思うような設定。どこに行った新吉。2024/05/19

いたろう

56
シリーズ4作め。橋場の渡しの近くで、一膳飯屋を営みながら、ある事情により、江戸十里四方払いになった新吉が、江戸に帰って来て、再び会えることを期待している、新吉の母のおしげと新吉の姉のおけいの母娘の物語は、ここに来て、いよいよ大きく転換。そもそも、何故、新吉は江戸十里四方払いになったのか、その理由が詳しく分かると共に、新吉の居所が、ようやく、おしげとおけいの知るところとなり(?)、これにて大団円、話は完結かと思わせて、まだまだ話は終わらない。新たな段階に進んだ物語は、これからどう展開するのか。次作も楽しみ。2024/07/15

真理そら

51
新吉が訪ねてくるかもと名付けた一膳飯屋「しん」。火事やら迷い猫やら突如登場した「女犬医者」やらで落ち着かない橋場の渡し界隈だが…。おしげとおけいの母娘、弟の新吉がこんな立場になった原因やおけいの元亭主の気持ちなども明かされる巻でシリーズは終盤になってきたのかも、と思う巻だった。2023/12/11

onasu

13
千住大橋の下手、「橋場の渡し」近くの一膳飯屋「しん」を舞台にした四作目。  初編から曰くありげな旅の女・えつよが現れるが「しん」は準備中。代わりに迎える役を果たしたのは船頭の六助だったが、舟を出したところに火事の知らせ。火消しに向かいたい六助に代わって、犬の茶太郎との留守番を申し出る。六助が火傷を負った猫を連れ帰ると処置に通じており、暫く六助の長屋に逗留、そうなれば…。  他にも相談が寄せられると、「しん」の若女将も訪ねてきて思わぬ展開に。終焉も近そうな空気だが、中々の好シリーズ。次巻も楽しみに。2023/10/22

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