出版社内容情報
「くうきにんげん」を知っているかい? 普通の人間におそいかかって、空気に変えてしまうのさ。ほら、君のそばにも…。
内容説明
このほんをよんでいるいまも、きみのそばにいるかもしれない。綾辻行人と牧野千穂が、見えない魔物を描きだす。
著者等紹介
綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年、京都府生まれ。京都大学教育学部卒、同大学院博士後期課程修了。学生・院生時代は「京都大学推理小説研究会」に在籍する。1987年、『十角館の殺人』で作家デビュー、いわゆる「新本格ミステリムーブメント」の契機となる。1992年、『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞を受賞
牧野千穂[マキノチホ]
1965年生まれ。ステーショナリーメーカーの商品企画デザイナーを経て画家となる。パステルによる独特の深みのある画で書籍の装画や挿絵を数多く手がける。『魔法使いの弟子たち』(作・井上夢人)ほかで第40回講談社出版文化賞さしえ賞、絵本『うきわねこ』(文・蜂飼耳)で第59回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト。文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集顧問。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件