光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 結ぶ菊―上絵師律の似面絵帖〈9〉

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結ぶ菊―上絵師律の似面絵帖〈9〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334795375
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

律に着物を注文してくれた裕福な後家の千代は、女の身ながら女郎を身請けするという。千代とともに吉原へと足を運んだ律は、女郎の足抜き騒ぎに巻き込まれてしまう。一方、料亭・尾上の娘で小町と評判の綾乃に上方の男との縁談が持ち上がり、粋人の雪永と彼の長年の想い人、千恵との間もついに―。律の周りで様々な恋模様が動きだす、人気シリーズ第九弾!

著者等紹介

知野みさき[チノミサキ]
1972年生まれ、ミネソタ大学卒業。2012年『鈴の神さま』でデビュー。同年『妖国の剣士』で第4回角川春樹小説賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

63
千恵さんやらあちこちがうまくまとまりそうになってきている上に、律の仕事も順調で物語が終盤に差し掛かっている気がする。綾乃さんだけ相手がいないのが寂しいかも、もしかしたら綾乃さんが好きになったのは涼太だけかも?2023/05/17

のんちゃん

52
上絵師、葉茶屋青陽堂の若女将、お上依頼の似面絵書きの3つの役をこなすお律の活躍を描くシリーズ第9弾。今回はお律の周りの人々の恋の話。幼い恋、大人の恋、秘める恋、欺く恋、再会の恋等など、沢山の想いが溢れる作品となっている。これまでの話でもどなたかも記されていたが、お律の描く着物の下地の色見本が載っていればいいなというご意見。私もそう思う。が、色付きの印刷は価格的に難しいのだろう。では、その度に調べるしかない。今作でも同じ鼠色でもなんとバリエーションの多い事❗️自分でお律作の着物の想像をするのもまた一興か。2023/05/27

kagetrasama-aoi(葵・橘)

43
「上絵師 律の似面絵帖シリーズ」第九巻。今巻で登場した千代と言う女性、今も昔も人の恨み嫉みは変わらないものだと、少々暗澹たる気持ちになりました。一方楽しい話題も沢山あり楽しく読了しました。なかでも雪永と千恵の成行は本当にホッとしました。青陽堂の番頭勘兵衞も落ち着く所に落ち着いた感じですよね。上絵師としての律はあまりクローズアップされないけど、今巻の “江戸の様々な菊” の模様は想像が膨らみ楽しかったです。次巻は綾乃さんの恋愛譚に期待したいです。2023/06/30

kayo

31
のっけから紅消鼠、黄柄茶、紫鳶、菜種油色、黒鳶と着物の和の色が並び心躍ります。検索してうっとり。律も青陽堂も仕事は順調。律が今回頼まれた着物は菊の柄で、依頼主である千代の持つ思い出の簪の意匠。複雑な人間関係と伏線、奉公人の事情や帰郷、花の名前に秘めた粋な思い、千恵と雪永の仲は?綾乃嬢の縁談は?律の似面絵と涼太の勘働き、お徳用アソートパックのような一冊。仲良きところは変わらず睦まじく、切れた絆が蘇ったり、事件はあれど江戸で暮らし働く人々が生き生きとして気持ちよく、類と佐和の女将ズのキレも通常運転で惚れ惚れ。2023/05/16

ベローチェのひととき

27
妻から廻ってきた本。上絵師 律の似面絵帖シリーズ、第9弾。今回は菊を題材とした着物の注文を受ける。綾乃と上方の男との縁談、千代と勘兵衛、千恵と雪永との関係など、今回も盛りだくさんの内容であった。特に千恵さんのぴょこぴょこ跳ねには笑ってしまった。既刊の9巻を読み終えてしまったので次の巻が待ち遠しい。来年の5月頃でしょうか。早く来い。2023/09/29

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