内容説明
七人かぞくの九十九さんちは、がんこなおじいちゃんとおちゃめなおばあちゃん。たよれるパパとやさしいママ。そしてやんちゃな三きょうだい。どこにでもいるような七人のかぞくは、どこかにあるようなまちで、人間たちにまじってくらしています。しかし、さてさて、この七人のしょうたいは…かぞえうたの楽譜付き!
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京都に生まれる。「クヌギ林のザワザワ荘」で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞を受賞
山村浩二[ヤマムラコウジ]
1964年、愛知県に生まれる。アニメーション作家、絵本画家。東京芸術大学大学院映像研究科教授。短編アニメーションを多彩な技法で制作。第75回アカデミー短編アニメーション部門にノミネートされた「頭山」は有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。本編の九十九さんシリーズは全部読んでいるので、登場人物もみんなわかっている。もしかしたら、読んでいない人の方が、ページをめくった時に、「おお!」と驚けるかも?(でも、本編、面白いのでオススメ) かぞえうた、というが、あまりリズムがいいように思えなかったが、最後には楽譜もあった。メロディに乗せると、いいのかな。おばあちゃん、夏にたい焼きって(笑) まあ、氷やアイスではお腹がふくれないものね。2016/04/28
深青
20
妖怪一家九十九さんの絵本。思わず口ずさみたくなる様な数え歌になっています。一かけ、二かけ、見かけた。不思議な7人。素敵な妖怪一家。妖怪用心、火の用心。びっくりするだろうけど、出会ってみたいな感じ。2016/03/09
マツユキ
16
初めて読んだ九十九さんちは、数え歌。一家紹介でちょうど良かった。町で、いつの間にか。一家と言うのも、不思議ですが。怖いけれど、どこかとぼけていて、好き。2019/08/30
こゆ
14
5歳の息子が図書館で自分で選んだ絵本。これってシリーズ物だったのか!物語というよりは、妖怪をモチーフにした数え歌。リズミカルで読んでいて心地良いけど、息子にはまだダジャレや言葉遊びが通じないので、単純に妖怪絵本として楽しんでいた。未だにテレビでも絵本でも全くダジャレが通じないのだけど、ダジャレがわかるのって結構高度なことなのかな。2019/02/26
遠い日
14
妖怪一家九十九さんのシリーズの絵本化。山村浩二さんの絵がいい味わい。数え歌で登場する妖怪たち。7人(?)の妖怪たちはけっこうすてきなところに住んでいます。2016/03/28