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光文社文庫 光文社時代小説文庫
祇園会―新・吉原裏同心抄〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334791629
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸・吉原で、評判の遣り手らが不可解な辞職をし、相次いで姿を消した。異変の臭いを嗅いだ四郎兵衛ら会所の面々は、その企みの背後を探ろうとする。一方の京では、ひと月の間続く華やかな祭礼、祇園会が始まった。祇園囃子の響く中、幹次郎は新たな刺客からの脅迫と攻撃に直面する。大切な町を守るため、総力戦ともいえる戦いが幕を開ける。慟哭必至のラスト!

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
この新シリーズ(京都での活躍)もこの4巻で終わりのようです。京都での問題が解決したと思っていたら、江戸の吉原では事件が起きて、主人公は義理の妹を残して江戸へ駆け戻っていきます。江戸でも吉原では不可解なことが相次いで起きていて主人公の恩人が‥‥。10月から第4部とうことで新しい局面に入るようですが。2021/04/05

初美マリン

98
楽しく読んでいた吉原裏同心、どんどん過激になっていく。2021/12/25

やま

92
シリーズ4作目 字の大きさは…中。 吉原裏同心・神守幹次郎と人気絶頂を極めた元花魁の薄墨太夫・加門麻は、今後百年の吉原の大計を学んで戻ってくるために京・祇園にて1年間の修業を行っています。 京祇園と江戸吉原の二元中継で物語が書かれています。 幹次郎は、京祇園での修業が半年を過ぎた頃、江戸吉原では、吉原会所七代目頭取四郎兵衛が殺されて大門に吊るされる。この知らせを聞いた幹次郎は、麻を一人残し江戸へ向かう。 麻の「義兄はうちを残して江戸に帰らはったんや」の一言が胸に沁みます。🌿続く→2021/05/01

とし

83
新・吉原裏同心抄「祗園会」4巻。京都と江戸で同時に起こる起こる事件、江戸では女裏同心嶋村澄乃が頑張るが幹次郎が居る居ないとでは力が出し切れずに、吉原会所七代目頭取四郎兵衛が殺害される事件が、京での問題を解決した幹次郎修業を中断し、加門麻を残し江戸に戻る事に次巻はどんな展開に。2021/09/17

57
7代目が亡くなるとは!佐伯作品でこういう展開は初めてかも⁈幹二郎が江戸に戻ってからのストーリーが楽しみ2021/09/29

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