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出版社内容情報
井沢元彦[イザワ モトヒコ]
著・文・その他
内容説明
公家から武家の政権へ“橋渡し”的な役割を果たした平清盛没後、平家は壇ノ浦の戦いで滅亡する。代わって成立した源氏の武家政権では、血なまぐさい陰謀と暗殺が繰り返される。度重なる戦で庶民は疲弊し仏教による救済を求め、現代につながる鎌倉仏教が開かれていく。“井沢史観”で読み解く日本史のスーパースターたちの伝説、待望の第2巻。
目次
鎌倉時代(源頼朝;北条時政と源頼家、源実朝;源義経;武蔵坊弁慶;文覚;法然;親鸞;道元;日蓮;一遍;鴨長明;西行;吉田兼好;北条時頼)
南北朝時代(楠木正成;足利尊氏;新田義貞)
室町時代(足利義満;世阿弥;一休宗純;日野富子;細川政元;出雲阿国)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。TBSに入社、報道局の記者だった1980年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。1985年にTBSを退社、作家活動に専念する。歴史上の謎に題材をとり、現代の事件と絡めた「歴史ミステリー」の分野で数多くの作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
120
2022/6/2 楽天ブックスより届く。 2023/11/15〜11/20 人物に焦点を当てた「伝説の日本史」第2弾。平安、鎌倉、室町時代の人物たちを取り扱うも、第1弾に比べると、史実として残っているところも多く、「伝説」感は薄れているも、なかなか興味深い内容もあった。2023/11/20
yamatoshiuruhashi
33
今回は鎌倉政権の誕生あたりから応仁の乱が始まるところまで。人物ごとに取り上げていき、内容としては逆説シリーズとかぶるものの、編年体ならぬ編人体かな。紀伝体と言うには取り上げられている人物はその時代のキャストの一人だけれど王ではないし。まあ面白い。2019/07/26
スプリント
8
人物史ですね。主要な宗教の創始者にページが多く割かれています。2019/02/03
ふたば
7
良くも悪くも傑出した人物には、何かと「伝説」が付いて回る。そのおかげで、正しい人となりが霧の向こうにかすんでしまう。歴史を難しくする要因の一つなのだろうと思うが、だからこそ、自分なりの回答を探し出す楽しみもあるようだ。歴史を年号と出来事の列挙で暗記するだけの科目だなどと思って欲しくないな。論理的に考える力や、発想を転換する力、自らの頭を最大限に活用できる、面白い科目なのだから。2019/04/15
へいがぁ
4
逆説ではないので、取り上げた人物すべてに独特の新解釈があるわけではありませんが、軽く読むには最適の本でした。2018/12/17