「決め方」の経済学―「みんなの意見のまとめ方」を科学する

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「決め方」の経済学―「みんなの意見のまとめ方」を科学する

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478064870
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

普段使い慣れている「多数決」は、人類史上最悪の意思集約方法だった。選挙の前にぜひとも読みたい一冊。

内容説明

選挙、投票、会議、マンション自治会、PTA…経済学が暴く多数決の致命的な欠陥。決選投票付き多数決、ボルダルール、コンドルセルール、是認投票…経済学的に正しい決め方を探る!

目次

第1部 決め方を変えると結果が変わる(民意は選挙結果からはわからない;「民主的な」決め方を考える―ボルダルール;一騎打ちで選択肢を競わせる―総当たり戦;決め方が変わると歴史が変わる)
第2部 三択以上の投票で優れている決め方は何か(決め方を精査する―ペア勝者とペア敗者;ベストな配点を考える―スコアリングルール;「絶対評価」で決めるとどうなるか―是認投票)
第3部 二択投票で多数決を正しく使いこなす(多数決で正しい判断ができる確率―陪審定理;多数決と暴力は何が違うのか;国会は多数決を正しく使えているのか?;法廷の「決め方」を分析する)
第4部 多数の意見を尊重すべきでないとき(費用分担をフェアに決める;「決闘への満場一致」は尊重すべきか;個人の自由と満場一致はときに対立する)

著者等紹介

坂井豊貴[サカイトヨタカ]
1975年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。ロチェスター大学Ph.D.(Economics)。横浜市立大学、横浜国立大学、慶應義塾大学の准教授を経て、2014年より現職。人々の意思をよりよく反映させる選挙方式、物を高く売るオークション方式、人と組織を上手く結ぶマッチング方式といった制度設計の研究で、多くの国際業績をあげる。著書には『多数決を疑う』(岩波新書、新書大賞2016 4位)などがある。2015年義塾賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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