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内容説明
天岩戸、天孫降臨、稲羽の素兎、ヤマトタケル…本当はどんな物語だったのか?ヤマト政権はどのように確立したのか?本書は、現存する日本最古の歴史書『古事記』を、図解とあらすじですっきり解説。日本人なら知っておきたい数々の神話や古代史の基本トピックが、この一冊ですべてわかる。旅のヒントにもなる古代遺跡や神社のガイド付き。
目次
序章 『古事記』の誕生
第1章 高天原の神々
第2章 オオクニヌシ神話
第3章 天孫降臨と日向三代
第4章 ヤマト政権の誕生
第5章 英雄たちの戦い
第6章 動乱の時代から日本誕生へ
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年、北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文学博士。現在、駒澤大学文学部歴史学科教授。島根県古代文化センター客員研究員。日本古代史、特に『風土記』を基本史料とした地域史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巣々木
2
4年ほど前に鳥取に旅行した時に買ったこの本を、今年佐渡ヶ島旅行しながら読む。古事記の入門書は山のように出ているようで比較はできないが、この本は神話としての面白さと、「日本書紀」との比較で歴史としての面白さをちょうど良いバランスで紹介していて初心者としてはありがたかった。次にどの解説書を読もうか、という気にさせてくれる一冊。2018/10/10
dsk
2
図書館で借りて読んでみたが、予想外によくて、手元にも置いておきたくなった本。詳しい解説等はないが、それが返ってよかったりして...。無駄な情報を読まずに、古事記を物語として集中して読めるかなと思いました。2016/05/12
さるぼぼキング
2
「入門」にふさわしく、大変読みやすくまとめられていて、すんなり読み進めることができた。日本書紀とゴチャゴチャになっている記憶の整理ができた気がする。2013/07/26
y_u
2
古事記の内容が簡単にまとまられていて、なおかつおもしろい。権力闘争や色恋沙汰など、かなり生々しい。また、日本書紀との記述の違いなどのコラムも載っており、入門書としては良書だと思う。2012/11/23
Tetsuya Suzuki
1
何度読んでもまともに捉えると、古事記は面白い! 2018/10/18