杉村春子―女優として、女として

中丸 美絵【著】

文藝春秋（2003/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 509p／高さ 20cm
• 商品コード 9784163595306
• NDC分類 772.1
• Cコード C0095

内容説明

丹念な取材によって掘り起こされた新事実の数々。森本薫の和歌子夫人宛て書簡で明かされた「女の一生」誕生秘話。森本亡き後にめぐりあったＧＨＱの恋人が明かす、終戦直後の恋愛。文学座分裂をスクープした記者による、報道されなかった杉村の心情。その他、福田恒存との葛藤、三島由紀夫作「喜びの琴」上演中止など、戦後の新劇界を揺るがした事件の真相に迫る。

目次

第１章　誕生
第２章　築地小劇場へ
第３章　築地座
第４章　文学座創立
第５章　劇作家森本薫
第６章　敗戦
第７章　ＧＨＱの男
第８章　新しい体制
第９章　欲望
第１０章　分裂
第１１章　華々しき舞台

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Shohei1025]

看板女優。 でも結局、一人の人間であり、一人の女だと思った。 それは、俳優座の千田是也氏の自伝を読んだ時と同様の感想だった。 https://www.instagram.com/p/CkndqxgPLxF/

2016/11/14