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内容説明
「なにに向かって読むのか」「どう読んできたか」「なにを読んだか、なにを読むか」。偉大な思想家・詩人であり、また類まれな読書家でもある著者が、読書をとりまくさまざまな事柄について書いた、はじめての読書論集成。長年における著者の思索の軌跡、思想の背景が存分に詰まった、「知」の巨人による異色の読書論。
目次
第1章 なにに向かって読むのか“読書原論”(なにに向かって読むのか;読書について;読むことの愉しみ ほか)
第2章 どう読んできたか“読書体験論”(本を読まなかった;読書とは、書物からの知識を得ることより、一種の精神病理だ―わが生涯の愛読書;思い出の本 ほか)
第3章 なにを読んだか、なにを読むか“読書対象論”(ノン・ジャンルベスト120;わが古典太宰治「黄金風景」;短篇小説ベスト3作者の資質の根をあらわにした短篇 ほか)
対談 吉本隆明・荒俣宏恋愛小説の新しい効用
著者等紹介
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
詩人・思想家。1924年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。