知恵の森文庫
音がなければ夜は明けない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334784102
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「音」についての「言葉」をください。編者・山下洋輔のこの呼びかけに集まったのは、宇宙消滅の音、歌舞伎座の音、痛い音、イヌが聞く音…。筒井康隆、平岡正明、矢野顕子、糸井重里、村松友視、浅井慎平、かんべむさし、南伸坊、山口昌男…。「音がなければ夜は明けない」人たち18人による、「音」についてのエッセイ饗宴。

目次

「音」についての「言葉」をください(山下洋輔)
自分の吹くサックスを音楽だと思っているか?と聞かれてお答えします(南伸坊)
歌手でございました私の思い出(糸井重里)
めくるめく“突発性暴吹症”(篠原勝之)
お経を捨てサックスを吹く理由(上杉清文)
指と声の二重人格(矢野顕子)
素人の作曲体験(筒井康隆)
ハバ・ナギラ体験(かんべむさし)
調和志向と緊張志向(河野典生)
ぼくの「運命交響曲」について(浅井慎平)〔ほか〕

著者等紹介

山下洋輔[ヤマシタヨウスケ]
1942年東京生まれ。1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与え海外でも高い評価を得る。幅広い交友関係でつとに有名。文才豊かで、個性的な文体のエッセイストとしても知られ『ピアニストを笑え!』『ピアニストに手を出すな!』など著書多数。国立音楽大学客員教授

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年生まれ。作家。江戸川乱歩によって「お助け」が「宝石」に載りデビュー。『虚人たち』(泉鏡花賞)、書下ろし『虚航船団』など作品多数

村松友視[ムラマツトモミ]
1940年生まれ。作家。中央公論社の編集者生活を経てフリーに。82年『時代屋の女房』で直木賞、87年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞

徳丸吉彦[トクマルヨシヒコ]
1936年生まれ。音楽学。現在、放送大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。東西文化に関する広い視野のもとに、「音楽」の実体を考察する

相倉久人[アイクラヒサト]
1931年生まれ。評論家。60年代初めの「銀巴里セッション」活動に加わり、山下洋輔と初対面。ジャズ、映画、演劇、小説と論ずる対象は広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

44
☆3.5。う~~~ん。いまいち。山下洋輔氏が17人に音楽についての文章を依頼してそれをまとめた本なのだが・・・。人それぞれの個性が悪い意味で出すぎてバラバラな印象を受ける。各文章も無理矢理短文におさめたものがあったり、「これは途中でぶっちぎったのでは?」というものがあったりでいまいち文章に入り込めない。まあそれでも山下洋輔氏本人と糸井重里氏の文は面白くて笑わせてもらった。特に糸井重里氏。なんとLP出していたのね。自分で作詞して。さすがに曲は作れないので作ってもらったそうだが、そのメンバーが凄い。↓2020/02/09

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