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出版社内容情報
この男、強すぎる!圧倒的武勇で家康の天下取りの力となった徳川四天王とおそれられた剛将の生涯。幼き頃より槍術を叩き込まれ、徳川家康に仕えたのちは
大鹿角脇立の兜に大数珠を袈裟懸けにかけた姿で戦場を疾駆。
名槍・蜻蛉切を操り圧倒的武勇を誇った本多平八郎忠勝。
岡崎時代、姉川、小牧・長久手、関ヶ原など家康の天下取り
の戦いにはいつでも獅子奮迅の激闘をみせる忠勝がいた。
義に篤く、情に深い徳川四天王の剛将の生涯を描く長編
歴史小説。◆文庫書き下ろし◆
岡崎
桶狭間
三河一向一揆
姉川
三方ヶ原
信康切腹
花実兼備の勇士
伊賀超え
直政
小牧長久手
上洛
小田原攻め
大多喜
関ヶ原
昌幸助命
桑名
野中信二[ノナカシンジ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ター
1
西軍側が好きであまり徳川方の話は読まないが、忠勝は"ただ勝つのみ"という名前が好きなので読んでみた。話の内容としては、史実の戦やよく聞く逸話をテンポよくまとめている。読みやすく面白いが、あまり詳しい説明がないので、少々物足りなさを感じるかも。忠勝は武勇でのし上がった人で、落ち着きのあるまっすぐな人なので分かりやすくて好感。後半、父親になった忠勝が面白すぎてさらに好きになった。娘が嫁いで家を出る準備中におろおろしたり、息子の初陣での槍さばきの拙さにハラハラしたり、かわいいです。謀略に疲れたときにおすすめ!2021/02/21
ゆうへい
0
非常に読み応えがありました。描かれ方が上手いように感じました。徳川四天王の一人である本多忠勝を人間的な史観から取り上げていました。力強くたくましく、純粋で心は優しい忠勝が描かれていると思います。特に、榊原康政とのやり取りが多く、微笑ましく感じました。2023/04/11
ガタコ
0
戦よりも忠勝の性格的なものが垣間見えて面白かった。大多喜城にしばらくぶりに行ってみたくなりました。2022/01/04
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