出版社内容情報
江戸後期の艶本の名作を現代語訳で、江戸の読者と同じ気分で味わえる愉しみ。当時のベストセラー艶笑小説と春画が170年ぶりに甦る
内容説明
武士の身を隠し密かに艶本を書き続けた作家・柳亭種彦の『春情妓談水揚帳』をはじめ、「大蛸と海女」で海外でも反響を呼んだ北斎の愛戯絵巻など、百花繚乱の春画アート。
目次
巻頭口絵 生写相生源氏(歌川国貞)
春情妓談水揚帳(柳亭種彦・歌川国貞)
喜能会之故真通(紫雲竜雁高・葛飾北斎)
艶紫娯拾余帖(柳亭種彦・歌川国貞)
著者等紹介
安田義章[ヤスダヨシアキ]
東京都出身。江戸文化研究家、風俗資料蒐集家。浮世絵研究の先駆者であった風俗研究家・高橋鐵に師事し、その膨大なコレクションの分析鑑定と埋もれた艶本・枕絵の発掘に携わる
佐野文哉[サノブンサイ]
愛知県出身。作家、国文学研究家。小説『北斎の弟子』により作家井上ひさし、藤沢周平らの好評を得て第56回「オール読物新人賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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