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内容説明
「会話がラクになる」「人から好かれるようになる」「相手も自分も楽しくなれる」「相手をより深く理解できる」―そのためには、「話術」よりも「聞く技術」を。カウンセリング、コーチング、社会心理学、コミュニケーション学に裏付けされた技術を、「すらすらとわかりやすく、すぐに使える」ように解説した本書で、「話を聞く達人」になれる。
目次
1章 基本編1―会話を豊かにする基本テクニック
2章 基本編2―信頼を勝ち取る心理テクニック
3章 基本編3―相手の無意識に訴える身体テクニック
4章 実践編1―相手が言いにくい・自分が聞きにくい話をどう聞く?
5章 実践編2―性別・年齢・性格のちがう人の話をどう聞く?
6章 実践編3―あくびが出そうな話・耳障りな話をどう聞く?
著者等紹介
伊東明[イトウアキラ]
心理学者(博士)。早稲田大学政治経済学部卒業後、慶応義塾大学大学院修了。現在、東京心理コンサルティング代表取締役社長、研修・教育会社(株)ウィル・シード顧問。「理論と実践」のビジネス心理学を中心に積極的に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sawa
4
前半はコミュニケーション系の研修で聞くようなアカデミックな内容がベースで、後半がケーススタディーのような感じ?どちらもNG例(実際によく見聞きする感じ)とOK例が具体的に書かれていて「こういう言い方をすればいいんだ」というのもあり、すごく参考になった。全部大事なことなので、何回も読み直して自分のものにしたい。それにしてもNG例の多くに現在の上司が当てはまるのがなんともシュールではあった。2015/09/05
ヒダン
3
表紙のデザインからチープな印象を受けてしまう本だが、内容はしっかりしていると思った。それぞれの聞き方のコンセプトに対して、OKダイアログとNGダイアログという成功例と失敗例が説明されているし、各章末に「第○章のポイント」というページでまとめてくれているから分かりやすい。また、この本のいいところは聞くための言葉の使い方にとどまらず、ノンバーバル・コミュニケーションについても1章分割かれているところで、たぶんNLP心理学からの知見が取り込まれているのだろう。この一冊で聞き方についてかなり多くのことを学べる。2012/12/04
Phycology
2
人は基本的に気持ちよく話を聞いてもらいたいということ。そして明るく夢のある話がしたいということ。座る場所や動作など、身体的な要素も大きいということ。クローズ、オープンクエスチョンを混ぜる。トーン、ミラーリング、相手に気づかれないように聞き流す方法・・・。おそらく自然とやっていることは多いだろうけれど改めて書いたものを読むと自信につながりそう。コミュニケーション従事者ならば、一度読んでおいても損はないと思います。プロセスロスという心理学用語を始めて知った。気をつけよう。2012/10/15
mitsuu2005
2
相手の立場になって話をする技術を学ぶ。 役に立つ技法がいっぱい。 ただ、人は話したがって聞く技術を忘れがちだよなあ。反省した。2010/10/31
mameshiba
2
オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンを使い分ける事。そのほかにも、参考になりそうなことがたくさん書いてあります。相手を怒らせたときに、「そんなに怒らせてしまったんだ。。。」というのは新しい発見でした。何かの時に使ってみようと思います。2010/01/16