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内容説明
「婦長」という医療現場の指導者の責任は重大である。どのような「婦長」であるかは、看護レベルやナースたちの情熱、さらに患者の運・不運をも左右する。超高齢化社会にあって、さまざまな場で日夜心を馳せ、活躍中の現役婦長への取材をもとに、尊厳ある人間の生と死の問題に迫り、医療現場の看護の現実を訴える長編ドキュメンタリードラマ。
目次
第1章 婦長の生活(親友の死;総婦長に就任;患者の我儘 ほか)
第2章 混合病棟(星が丘総合病院;治療と看護;福祉のメニュー ほか)
第3章 痴呆病棟(豊富婦長の怒り;インフォームド・コンセント;女医・向山美希医師の動向 ほか)