出版社内容情報
予想は予想、希望は希望。これをしっかり分けると、すっきりと物事が考えられる。
保険は、損であることを知りつつも、必要に迫られた場合に泣く泣く利用するのが正しい使い方。
根拠がないのに売買を行うと、掛かるのは手数料であり、マーケットインパクトであり、ついでに余計な精神的疲労だ。
「スキルを身につけてから雇ってもらう」のは、順序が逆。効率が悪くて話にならない。
趣味は、「自分の進歩が実感できるものを、他人と比べずに楽しむ」ことが極意。
「俺は、死に際の今になって発言を先鋭化させるようなケチな人間ではないつもりだぞ」と声を大にして言っておきます。
経済評論家・山崎元が遺すブレない、悩まない人生のための指針
内容説明
経済評論家・山崎元が遺す、お金・仕事・人生への回答。
目次
第1章 「入るを量りて出ずるを制す」なんて言うけれど…(「がん保険」は本当に必要ありませんか?;交際費はどの程度使う?;なぜ全世界株式に連動する積み立て投資を勧められるのですか?;持ち家か賃貸か?;「貧乏臭さ」はどうしたら治療できるか?)
第2章 今の仕事、会社を続けるべきか悩んでいます(FIREに難色を示されるのはなぜでしょうか?;45歳、未婚、高卒非正規雇用に求められる人生プランは何でしょうか?;今の仕事が楽しくないけれど、転職も厳しそう。資格を取るべき?興味のある分野を勉強すべき? ほか)
第3章 『君たちはどう生きるか』という作品がありますが、本当にどうしましょう…(歯に衣を着せぬ発信を行うべきか;強く意見を言いたい;仕事に役立つ趣味はある? ほか)
著者等紹介
山崎元[ヤマザキハジメ]
経済評論家。専門は資産運用。1958年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業後三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券、楽天証券など12回の転職経験を持つ。連載記事やテレビ出演多数。2024年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。