光文社文庫<br> 犯人のいない殺人の夜 (新装版)

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光文社文庫
犯人のいない殺人の夜 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334779795
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

親友が屋上から落ちて、死んだ。自殺と思えない「俺」は当時の様子を探り始めるが…。(「小さな故意の物語」)直美は死ぬ直前にビデオメッセージを残した。その理由とは…。(「さよならコーチ」)岸田家の中で殺人が起きた。しかしそこには、死体もなければ犯人もいない…?(表題作)渦巻く人間の欲望を描いた全七編を収録。エンタメの頂点を極めた著者が贈る、珠玉の短編集!

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、’14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、’19年第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

139
東野先生のデビュー間もない頃に書かれた短編7篇を収録。いずれの物語も単なる推理小説や謎解きだけに留まらず、ミスリードへと誘う語り口と読後に余韻を残す人間心理を存分に楽しめる。そんな中でも特にお気に入りなのは2作品『小さな故意の物語』は学校の屋上から転落した友人の死の謎を探る話。事件の背景にある微妙な女心がとても印象的。『踊り子』は新体操を踊る女の子に魅せられた少年の話。何処か切なさを残す結末がもの悲しさをうむ。その他の物語もそれぞれに趣向が凝らされており、今読んでも十分に楽しむ事ができる。2024/01/30

ガチャ

106
7つの短編集! そんな理由で死んでしまったのかと言う数々。 何故そこで殺人に結びつけるのか。 それでもタダでは死なないぞ、日本の警察は優秀なのだ。スッキリはしないけど、さらっと読むのには 丁度いいかもしれないですね。 2020/11/30

KAZOO

104
東野さんの30年以上前に発表されたものですが、こんなにレベルが高い短篇集があるとは知りませんでした。7つの短編ですがどれもさらっと読めてしまうのですが非常に情緒や味わいがあって印象に残る気がしました。とくに「踊り子」は印象に残る作品です。そのほか「さよならコーチ」もやるせなさという感じを受けました。2022/06/13

ノンケ女医長

101
中学3年生の、荻原信二。すぐ下に生後3か月の弟がいる。早朝の自宅で突然、弟がこの世を去った。信二は丁寧な口調で女性担任に電話し「今日休みます」と報告している。これだけ年の離れた兄弟だと、両親はどうなっているのか、思案しながら読んだ。もう悪魔としか表現できない義母だった。その動物性と鬼畜性から生まれてしまった命。最後に結ぶ「息子と弟を同時に殺したということまでは、刑事も知らなかった…」 (120頁) を読み、今後さらに荒れ狂うはずの家庭がどのように変貌していくのか、とても続きを知りたい (闇の中の二人)。2023/01/12

あっか

99
30年近く前の短編集の新装版です。どれもこれも悲しい事情を含んだ死が描かれます。最終話の表題作は現在と過去を同時に描きながら全貌が明らかになっていく構成が見事で、途中で「えっ!!」と思わず声が出ました。いやでもこれ、絶対見破れません。笑 読み返したけど結局よく理解しきれなかった^^;悲しい話だけど印象に残ったのは『踊り子』。2020/10/09

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