光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> さらば黒き武士(もののふ)

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光文社文庫 光文社時代小説文庫
さらば黒き武士(もののふ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334779443
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

武田軍に攻め込まれ落城寸前の長篠城を救うため、鳥居強右衛門は城を抜け出した。その強石衛門の口から語られたのは、京の町で出会ったある女の話で…。(「長篠の蒼空」)宣教師ヴァリニャーニから織田信長に献上された弥助。信長に気に入られた弥助は、武士として信長に仕えることになるが…。(表題作)その他、感動必至の二編を収録。歴史に埋もれた愛を描く、傑作短編集。

著者等紹介

岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛ける。2010年、『取次屋栄三』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

164
4篇からなる短編。どの話も良かった。主な登場人物は鳥居強右衛門、秀吉の幼馴染みの与四郎(賢庭)、森蘭丸、織田信長の家来となった戦国時代の黒人の弥助、出雲阿国、名古屋山三郎等。表舞台では目立たないけれど、そこには時代は違えど真の友情と真の愛が確かにあり、深い絆もあった。岡本さとるさんは、歴史の人物で、友情、愛、絆をキーワードにした物語を書かせたら上手いと思う。面白かったですよ。2021/10/02

とし

78
(長篠の蒼空)落城寸前の長篠城での鳥居強右右衛(花のこみち)賢庭(与四朗)と道純、(さらば黒き武士)本能寺の蘭丸と弥助、(つれなの振りや「お国と山三」)お国と名古屋山三郎の4話の短編。歴史には現れないそれぞれの思いやりを描いた物語よかったですよ。2020/02/12

18
戦国時代の短編集。信長に使えた黒人の侍、弥助の話等。鳥居強右衛門の話が良かった。2021/12/31

rokoroko

10
短編集。織田信長に仕えた弥助などを描く。面白かった2022/05/30

あねさ~act3 毎年どれだけ積読を減らせるかが勝負😂

8
古本165円。購入。 題名と表紙を見ただけでポチリと衝動買い👌 だって~、絶対、弥助の話じゃん。テンション爆上がり~👍️ 文字も大きめで、文体も読みやすいのが良い🙆 まぁ、個人的好みより森蘭丸が少し大人びていたのが気になったけど😅 2022/06/01

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