関東大震災時の朝鮮人虐殺とその後―虐殺の国家責任と民衆責任

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784915970382
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0036

内容説明

1923年9月1日関東大震災時になぜ、日本の民衆が朝鮮人を虐殺したのか!新史料から社会的背景、歴史的事実を明らかにし、虐殺の国家責任と民衆責任を問う。

目次

はじめに―関東大震災時に虐殺された朝鮮人やその遺族たちの悲しみと苦渋
第1章 在日朝鮮人運動の発展と日本人社会主義者との連帯志向に対する警視庁の弾圧
第2章 関東大震災時朝鮮人虐殺事件と日本国家
第3章 関東大震災時の朝鮮人虐殺をめぐる日本人の民衆と社会主義者
第4章 戦前における在日朝鮮人や日本人の朝鮮人犠牲者追悼・抗議運動と日本国家
第5章 今日における関東大震災時朝鮮人虐殺の国家責任と民衆責任

著者等紹介

山田昭次[ヤマダショウジ]
1930年生まれ。1962~95年立教大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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2
大韓帝国占領時代、その国の国民を日本に送り、強制労働させていたのは知っていたが、まさか警察が民間人に朝鮮人の虐殺を許可していたとは思わなかった。自分に火の粉がかかるのを避けるため、遺体を返してと申し出ることさえできなかったと。そう、ついこの間まで高齢者の中に、この虐殺を実行した人がいたかもしれなかったのだ。誰もが虐殺に関わった可能性があったかと思うとゾッとする。2度と、世界の何処ででも、こんなことは起きて欲しくない。2012/02/15

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