内容説明
父が倒れたのをきっかけに富山県にある実家の「はなまる造園」を継いだ咲和。東京育ちの咲和は雪国の勝手がわからず、年下の涼太に怒られる日々を過ごしていた。そんな中、小学校の花壇づくりの仕事を通して教員・朝倉と親しくなる。朝倉は近所の寺を一人で切り盛りする住職でもあり、その優しい人柄が、咲和の固くなった心を解かしていって―。
著者等紹介
蒼井湊都[アオイミナト]
富山県出身。2013年に第7回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞をW受賞し、『月華の楼閣』で小学館ルルル文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むつこ
26
題名のイメージ通りの作品。東京でガーデンデザイナーとして働いていた主人公が実家に戻り、倒れた父親が経営している造園会社で奮闘するお話。マンガを読むような感覚でサックサク読める。傷心で帰ってきたと思いきやなかなかの気が強い主人公に苦笑い。後半恋のライバル・安川が登場、小学校の先生で住職の朝倉の行動が楽しみだ。2019/06/05
なな
13
ちょっと気の強い、ワケありアラサー女子、咲和のお仕事&恋愛が絡むストーリー。住職で教師の正孝が穏やかで優しい雰囲気が良いです。咲和を意識しているのがバレバレなところも好感が持てます。安川というグイグイくる俺様体質な同業の男性も現れ、面白くなってきたところで終わります。しかもワケありの詳しい事柄が1巻目ではまだ明らかにさせられていないので、続きが気になります。早めに続編を入手し読みたいと思います。2020/05/12
紅羽
8
東京でガーデンデザイナーとして働いていた咲和。父親が怪我をした事により全て引き払い富山で生活をする事になる。慣れない父親の造園業に戸惑う中、住職にして小学校の教師でもある朝倉に励まされ、少しずつ仕事にも生活にも馴染もうとする。咲和の抱える秘密は次巻で明らかになるのかな。住職さんはストイックに見せて咲和をお出かけに誘い出したり、住まいに上げたりと結構攻めてますね(笑)次でどうなるのか続きが楽しみです。2019/10/22
チェス
5
あー、なるほど。やっぱり続きがあるんだー。なんか中途半端だなーって思った。読みたいなー。2021/01/23
にゃうぴょん
5
小学校の教員で寺の住職の朝倉さんが優しく穏やかで、咲和さんをタイミング良く連れ出してくれたりと気遣いのできる人で素敵です。咲和さんの過去の事情や二人の進展が気になるので続きを読んでみたいと思いました。2020/10/08
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