出版社内容情報
矢崎存美[ヤザキ アリミ]
内容説明
寒い冬の夜。商店街の一角に気になる店が。覗いてみると、温かな雰囲気に心が躍る。ああ、入ってみたい、そんなとき。もし、店の隅にピンクのぶたのぬいぐるみが転がっていたら、それは「味に間違いない店」の目印かも。見た目はぬいぐるみ、中身は心優しい中年男性。山崎ぶたぶたが、いろんなタイプの飲み屋さんで、美味しい料理とともにあなたを待っています。
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
153
ぶたぶたその25。連作短編集。それぞれ違うお店ですが、おいしそうな料理も出てくる居酒屋さんが多くて、安定のホッコリ感がイイ感じです。2017/01/01
優希
148
テーマは飲み屋さん。色々なタイプの飲み屋さんでぶたぶたさんが働いています。居酒屋だったりバーだったりとお店は色々。美味しいおつまみと共に待っていてくれるぶたぶたさん。お酒は飲めないけれど、ぶたぶたさんの営む飲み屋さんに行ってみたくなりました。そして美味しいおつまみを肴に癒されたくてたまりません。カクテルシェイカーを振っているぶたぶたさんを想像するだけで何だか愛おしくなりました。もしぶたぶたさんの営む飲み屋さんがあったらノンアルコールカクテルを作ってもらいたいです。2017/01/09
冴子
131
居酒屋だけでなく、いろんなお店のぶたぶたさん。食いしん坊の矢崎さんらしい内容かな。ただ、一作目の子育て中のおかあさんはちょっとオーバーかなぁ。1歳と3歳の男の子二人なら、案外余裕があり、病気がちなんてことが無い限り、散歩がてらの買い物や、読み聞かせを利用して、上手に子育てはできると思うけど。ワインバーのぶたぶたさんのお料理もよかったなぁ。2018/08/10
ううち
114
居酒屋シリーズ。相変わらず充実した食のラインナップ。 竜田揚げが美味しそう。おでんもいい。シェイカーを振るぶたぶたさんを想像してだけで癒される…。ぶたぶたさんが振ってくれるのなら自分だって頼んじゃうよ。変な上司が自爆してくれてスッキリした。 カジュアルにお酒を飲める体質が羨ましくなります。2018/09/22
Swind/神凪唐州@名古屋めしの人(作家兼名古屋めし専門料理研究家)
100
お気に入りシリーズということで購入。今回は居酒屋やバーなど呑めるお店のぶたぶたさん。ねぇ、このお店たち、どこにあるんでしょう……? 行きたくて仕方がありませんw いつもながら面白いお話ですが、それぞれの話で瓶や器の取り回しが面白く、ほっこりしながら読ませていただけました!続きも楽しみ―v2016/12/12