光文社文庫<br> アパリション

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光文社文庫
アパリション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334773625
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



前川裕[マエカワ ユタカ]

内容説明

予備校講師にしてミステリー作家の矢崎には、同じく作家を志す兄がいたが、ある日忽然と姿を消してしまう。折しも世間では二組の夫婦の失踪事件が注目を集めていた。犯人の手がかりとして不審人物が残した声が公開されたが、それは矢崎の兄のものだった!事件の裏で蠢く偽刑事の影。すべての謎が一つに収束するとき人間の歪んだ本性が明らかとなる、サスペンス長編!

著者等紹介

前川裕[マエカワユタカ]
1951年東京生まれ。一橋大学法学部卒。東京大学大学院(比較文学比較文化専門課程)修了。スタンフォード大学客員教授などを経て、法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。『クリーピー』が第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家としてデビュー。『2013年版このミステリーがすごい!』では「新人賞ベストテン(茶木則雄・選)」で第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

84
クリーピーと似たような何か嫌な感じ、ゾワゾワ感が満載な本だった。矢崎の回りで起こっている不可解な事件、事件の裏で糸を引く偽刑事。全部が繋がっても何かスッキリしない最後だった。でも嫌いじゃない(苦笑) 2018/11/20

巨峰

55
予備校講師の主人公の周りの人はなかなか良さげな感じがしたのだが…展開の予想がつかなかったのは、あまりにも犯人が異常だったからかなあとも思う。そういう異常な衝動っていつ表に出るんだろうな…3つの失踪事件が絡み合って、最終盤になだれ込みます2021/09/23

りり

34
薄気味悪かった。前川さんの作品ってかなり異常な犯人像ですよね。でも、なぜか読んでしまう。夢中になって。前川さんの今まで読んだ中でクリーピーが一番怖かったかな。2017/12/15

milk tea

33
導入部分から不気味さたっぷりで、今後の展開が楽しみになります。ミステリーとホラーと違いがよくわかりませんが、怖いです。いくつもの事件が起こるけれど、これがどのように連鎖されるのか気になるところ。登場人物がみな異様であることも事件を一層複雑化しているようで、なかなか面白かったです。2017/04/19

ちょん

26
前川裕さんー!って1冊!いい意味でクリーピーのノリで読める!(クリーピーホントに面白かったけど映画が…映画が残念すぎるっ) 前半の「何だこいつ、どうなるんだこの話!」というゾワゾワ感が私のおすすめは読書の醍醐味のひとつですが、もう少しこのゾワゾワが持続して欲しかったなq(^-^q)でもゾワゾワは全部回収してお話終わったのですっきり!2018/01/29

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