文春文庫plus
ニッポン全国酒紀行―酔っぱライター飲み倒れの旅

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167660659
  • NDC分類 588.5
  • Cコード C0195

内容説明

ああ、ウマイ酒が飲みたい!酒を求めて東奔西走しつづける自称・酔っぱライターの著者が挑んだフィールドはニッポン。世界中のウマイ酒を手にすることのできるこの国だけど、どっこい日本固有の酒もまだガンバっている。ホイスに陶陶酒、デンキブラン、地ビール、ワインなど。飲みまくり、造りまくり、身体を張った、怒涛の酒飲み紀行。

目次

日本にしかない酒を求めて―ホッピー、陶陶酒、デンキブラン、ホイス(「ホッピー」と「地ビール」(ホッピービバレッジ(東京都調布))
ウマイ薬酒「陶陶酒」(陶陶酒工場(茨城県千代田)) ほか)
国産酒にはその国の個性があらわれる―ウイスキー、ワイン、ビール(ウイスキーの「ブレンダー」に挑戦(サントリー山崎蒸溜所(大阪府山崎))
石蔵造りのワイン「石蔵和飲」(ルミエール(山梨県一宮)) ほか)
酒にかかわるプロフェッショナルたち―バーテンダー、ソムリエ、〓(きき)酒師(「バーテンダー」修業(BARオーパ(東京都銀座))
「ソムリエ」修業(全日空ホテル(東京都赤坂)) ほか)
これぞ日本の国酒―日本酒、焼酎、泡盛(大正時代の日本酒を復刻した「大正復刻酒」(刈穂酒造(秋田県大曲))
日本酒の名蔵元が造る「粕取焼酎」(樽平酒造(山形県川西)) ほか)

著者等紹介

江口まゆみ[エグチマユミ]
神奈川県生まれ。1989年、早稲田大学卒。SSI認定きき酒師。JCBA認定ビアテイスター。酒紀行家。世界の地酒を飲み歩く旅をライフワークとし、酒飲みの視点から、酒、食、旅に関するルポやエッセーを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ココアにんにく

0
20020924

だっぱら

0
山形に行ったら高木酒造だけじゃなく樽平にも行かなきゃなwウィスキーはニッカ派、ビールはサッポロ派としてはどちらも出てこなくて残念だったけど、酒造りの現場が知れてとても面白かった。2012/03/15

ナウラガー_2012

0
新潟・玉川酒造の「越後武士」(えちごさむらい・えちごのもののふ)。しかし、アルコール度数22度以下の物以外は日本酒として販売はできず、越後武士はリキュール類に分類される。アルコール度数22%以内の強い日本酒は、「①加越酒造(石川県)「関白 弐壱七」は度数21度以上22度未満の日本酒②河忠酒造(新潟長岡)の「想天坊 じゃんげ 極辛」は度数20度③木下酒造(京都丹後)の「玉川 夏越常温熟成 白ラベル」は20.度以上21度未満で、琥珀色をしているのが特徴的」がある2019/06/05

ナウラガー_2012

0
樽平では最初から使い希望の度数になったところで蒸溜をやめる。搾り粕は豚の飼料にする/【古式カブト釜蒸留法「がんこ焼酎屋」鹿児島阿久根・大石酒造】芋焼酎は芋の収穫に合わせて、9-11月の間に仕込を終える。焼酎はウイスキーと同じ色を出してはいけない決まりがある/【石垣の手造り泡盛「玉の露」沖縄県石垣島・玉那覇酒造所】原料は粉々に砕けた粉砕米(タイ米)。米を蒸し、タネ麹を入れ、黒麹を入れる(黒麹はクエン酸をつくり、暑い気候でももろみが腐敗するのを防いでくれる)/【日本で一番度数の高い日本酒】2019/06/05

ナウラガー_2012

0
【利き酒】初めに色を見る、次に香り「上立ち香」を鼻で嗅いでから、口に含んで空気を吸込み「含み香」を見る。最後に飲んで鼻に戻った「戻り香」をみる。利き酒は、6~7割は香りで判断/【粕取焼酎・山形川西・樽平酒造】創業は1696で12代続く蔵元。粕取焼酎は戦後、メチルを混ぜた粗悪品が出回ったため「バクダン」などと呼ばれ下道な酒のイメージがあるが、樽平の「純粕取本格焼酎」は評価が高い。宮尾登美子原作の『蔵』のロケが行われた蔵元。ウイスキーは蒸留の初めと終わりの部分は使わないらしいが、2019/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1226016
  • ご注意事項