光文社文庫<br> 落ちぬ椿―上絵師 律の似面絵帖

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光文社文庫
落ちぬ椿―上絵師 律の似面絵帖

  • 知野 みさき【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334773281
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



知野みさき[チノ ミサキ]

内容説明

辻斬りで母を亡くし、上絵師の父も失意のうちに死んだ。律は、幼い弟のためにも、父の跡を継ぎ、布に家紋や絵を描く上絵師としての独り立ちを目指していた。そんな折、馴染みの同心が持ち込んだ似面絵に「私が描く方がまし」と口走り…。副業として請け始めた似面絵が、様々な事件を解決へと導いてゆく!恋に仕事に一途な女職人の活躍を描く新シリーズ。

著者等紹介

知野みさき[チノミサキ]
1972年生まれ、ミネソタ大学卒業。現在はバンクーバー在住、銀行の内部監査員を務める。2012年『鈴の神さま』でデビュー。同年『妖国の剣士』で第4回角川春樹小説賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

120
両親を亡くし、幼い弟と二人で暮らす「律」。名人の後を継ぎ、上絵師として生計を立てようとするが、中々思うようにいかない。そんな中、幼馴染の葉茶屋・青陽堂の若旦那「涼太」と薬種問屋に嫁いだ「香」の兄妹の存在が救いとなる。隣家の手習師匠も見守ってくれる。律と涼太は互いに想い合うが、身分違いと律は身を引こうとする…副業の似面絵を同心に依頼され、事件解決の手助けに繋がる。そんな折に律に見合い話が舞い込む。この先も気になる。次巻へ突入。2018/11/19

九月猫

56
知野さん新作は、江戸の女性職人モノ。「しろとましろ」のようなファンタジー要素はなく、そのかわり(?)盛り沢山な内容。両親を亡くし、幼い弟を抱え、父の後を継ぎ上絵師となったもののそう易々と仕事はもらえず……。幼馴染の兄妹との友情と恋心、身分の差、得意の似面絵を絡めての事件(捕り物)に、さらに母の仇の辻斬り探し。人情話や、上絵師としてこつこつと努力する律の姿がとても好ましいので、できれば仇討ちの方にはお話が流れないといいな。絞り切れていない焦点をどこに持っていくのか、今後の展開が気になる。続刊が待ち遠しい。2016/09/25

たま

53
読友さんのご感想でお名前を知った知野みさきさん。上絵師ものの第1巻を読んでみた。絵心ゼロ、顔貌記憶ゼロの私としては、特徴を聞いただけで似顔絵が描ける律にも、東京駅掏摸係刑事が務まりそうな記憶力の涼太にも驚嘆。両親の不審死の謎、涼太との恋(ドキドキ感の描写がいい)が捕り物に絡み興味をつなぐ。律の周りは今のところいい人ばかりだが、女世帯につけ込んでくる野郎が絶対いるはず。気を付けてほしい。知野さんはミネソタ大学卒業、バンクーバー在住とのこと。古地図と事典があればカナダでも時代小説が書けるんだなとそこも面白い。2022/06/17

坂城 弥生

50
町民であっても身分の釣り合いが求められ、女は早々に結婚するものとされている時代。律は母親の仇討ちを迷っているみたいで、涼太は結婚する気でいるけど、律は諦めてる。この先波瀾が起きそう。次巻も読む。2020/12/15

cozicozy

42
【図書館】図書館で検索して偶然であった作品。時代物の小説。この時代に職業を持つ女性は珍しいと思います。認められるまでに苦労もあるでしょう。上絵師として一生懸命に生きるお律さんと弟、それを見守る町の人たち。温かな気持ちになれる物語。お律さんの成長、家族、友達など関わりをもって、時間と共に変わって行く関係性。これから読み進めるのが楽しみな作品に出逢えました。2018/08/07

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