光文社文庫<br> 島燃ゆ 隠岐騒動

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光文社文庫
島燃ゆ 隠岐騒動

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  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334772840
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



松本侑子[マツモト ユウコ]

内容説明

日本海の隠岐島。討幕の二人の天皇が流された勤王の地。尊王攘夷派の若き庄屋・井上甃介は、幕末、農民三千人を集めて武装蜂起。幕府寄りの松江藩を島から追放し、世界初の自治政府を立てた。王政復古と維新に、夢をかけた男たち。だがその理想は、新政府に裏切られる。大いなる志を胸に闘い、倒れた若き志士たちの青春と復讐、再起を描く、激動の幕末維新ロマン!

著者等紹介

松本侑子[マツモトユウコ]
作家・翻訳家。1963年、島根県出雲市生まれ、筑波大学社会学類卒、政治学専攻。1987年、『巨食症の明けない夜明け』ですばる文学賞を受賞して作家デビュー。2010年、『恋の蛍―山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞を受賞。英米文学・聖書・アーサー王伝説・イエスの聖杯探索物語からの膨大な引用を解明した日本初の全文訳『赤毛のアン』で脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

31
幕末、討幕の二人の天皇が流された勤王の島・隠岐の島で起こった尊王攘夷派の武装蜂起事件「隠岐騒動」が描かれる。あとがきに「歴史は、生き残った勝者が作る。勝者の名とその正義だけが、後世に伝わる。」とあるが全くその通り。知られていない事件に陽をあてて読者に提供していただいた著者に感謝。ノンフィクション風ながら冒頭の関係写真や挿入画にも助けられて、いつの間にか物語に引き込まれる充実作。東京城へ移された天皇を奪回して京に環幸り頂く挙兵「外山・愛宕(とやま・おたぎ)事件」も初知り。2019/11/16

パリティ。

7
知らないことが多くあって驚きました。地方部と言える隠岐諸島にある和漢の文献蓄積にも驚かされました。2023/08/11

SAT(M)

5
幕末を扱った作品でありながら、その舞台は江戸でも京都でも薩長でもなく隠岐島。農民たちが藩の代官を追い出し、打ち立てた自治政府の樹立と崩壊が描かれています。「民衆の反乱」モノでありながら、決して民衆サイドを絶対正義とするのではなく、その矛盾や暴走も描写されており、逆に「悪役」である松江藩内にも時流に流され理不尽な死を遂げねばならなかった藩士もいたというように、単純な善悪二分式ではない、イーブンな視点と複雑な時勢描写に引き込まれました。隠岐、行ってみよっかな。2016/07/17

熱東風(あちこち)

4
好著。/ただ、どちらかというと騒動の中心人物数名をフィクションを交えつつ描いているので、歴史的に偉業を成し遂げているはずなのにそのダイナミズムを感じるにはやや迫力不足の感は否めない。もっとも、農民が主体である故に、権力者である武士と対等に渡り合うことにかなりの力を注がざるを得なかったという背景はあるだろうが。/とはいえ、幕末~維新の時代で殆ど知られていない出来事を世に知らしめたという点で大いに意味のある書だと思う。巻頭に地図を載せてくれているのが親切で(広域~詳細三種類)、読み進めるのに大いに助かった。2016/10/16

活字の旅遊人

2
隠岐騒動。こんな歴史があったのだ。

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