出版社内容情報
キラキラした「光」に包まれていた子ども時代の日々。かつて子どもだった全ての大人の心を揺さぶる、傑作ミステリー。
内容説明
利一が小学生だった頃、仲間といれば毎日が冒険だった。真っ赤に染まった川の謎と、湖の人魚伝説。偽化石づくりの大作戦と、洞窟に潜む殺意との対決。心に芽生えた小さな恋は、誰にも言えなかった。懐かしいあの頃の記憶は、心からあふれ出し、大切な人に受け渡される―。子どもがもつ特別な時間と空間を描き出し、記憶と夢を揺さぶる、切なく眩い傑作長編小説。
著者等紹介
道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年、東京都出身。2004年、『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。’07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞受賞。’09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞受賞。’10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞。’11年『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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