光文社文庫<br> 光

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光文社文庫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 423p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334769468
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

キラキラした「光」に包まれていた子ども時代の日々。かつて子どもだった全ての大人の心を揺さぶる、傑作ミステリー。

内容説明

利一が小学生だった頃、仲間といれば毎日が冒険だった。真っ赤に染まった川の謎と、湖の人魚伝説。偽化石づくりの大作戦と、洞窟に潜む殺意との対決。心に芽生えた小さな恋は、誰にも言えなかった。懐かしいあの頃の記憶は、心からあふれ出し、大切な人に受け渡される―。子どもがもつ特別な時間と空間を描き出し、記憶と夢を揺さぶる、切なく眩い傑作長編小説。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年、東京都出身。2004年、『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。’07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞受賞。’09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞受賞。’10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞。’11年『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kishikan

91
道尾さんの本はそれほど多く読んでいませんが、どうも「向日葵の・・・」の印象が強くて、サイコ、サスペンスというイメージを持っていました。ところがこの「光」は確かにサスペンス的な感じしますが、子供たちの友情の話を中心に、子ども独特の妬みやずるさそして優しさなど、揺れ動きながら成長する様子を見事に表現しています。そのような中に都市伝説的な話も加わり、薄れかけた自分の子どもの頃の記憶が蘇ってきました。この物語も主人公、利一君のリアルタイムの出来事ではなく、回想のような気がしてなりません。中高年の人には勧めです。2016/05/17

nobby

89
確かに道尾版スタンドバイミー。小学生の日常を感動で描く前半から、議員の息子なる劉生が登場する後半は全く違う冒険活劇そしてファンタジー(笑)随所に登場した要素が大きな意味をなしていくのはさすが♪ただ自分の少年時代にあまり重ならないからか、それ程入り込むまでは至らず…大人の登場人物のキャラが強過ぎてついていけなかった。やっぱり久々に黒道尾が読みたいなぁという結論。最後まで読んで分かるペンネームやら章間ゴシックの仕掛けにはなるほど!2015/09/29

naoっぴ

87
子どもの純粋な気持ちの輝きが眩しい"光"のような連作小説。友だちとの決死の(?)冒険、ライバル心、ほんの思いつきでやったことが予想外の事件に発展してびっくりしたり、友達のお姉さんに憧れたり。そういえば子どもの頃に見えていた世界は今見えている世界とは別ものだったなぁ…そんなことを思い出して気分はちょっぴりノスタルジー。物語の中には道尾さんらしく大小の仕掛けも盛り込まれ、ミステリーの驚きも詰まったハートフルな一冊でした。2017/06/04

ちょこまーぶる

86
作者が伝えたかったことを読み取れなかった思いがある一冊でした。利一が小学生だった頃の生活の回想を元にした話ですが、多くの人が感じているような思いにはならなかったんですよね。この物語は、通勤時の電車内で読まないで、集中して読んだ方が良かったのかもしれませんね。ただ、子供時代に特有の想像力に溢れた生活の日々は、自分の子ども時代もこの話のような大胆な行動力ではないにしても、多少はあったなぁ~と思いながら読み進めましたね。そして、いつか再読した方が良いんだろうなとも思っちゃいました。2024/02/29

さおり

84
やっと読み終わりました。丸1週間かかってしまったよー。まずカナブン、カタツムリ。それから、カメ。カマキリ・・・あ、これは人間やった。とにかく、私は普段職場でご飯食べながら本を読むのですが、この本は食事中はおろか食後も読む気になれず、夜もなかなか気分が乗らず。全て、虫のせいだよ!道尾さんは、私の中では虫が出てくることですっかりお馴染みな作家さんですが、それがわかってても買っちゃうから厄介なのよね。今作も、終わってみれば「あー読んで良かった」という感想。道尾さん作品はまた読みます、たぶん文句を言いながら。2016/02/22

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