内容説明
出世の鍵は女で握る!―宮岡俊太郎は入社十年目、ちっとも会社に認めてもらえず腐っていた。それなら不良社員になって、オフィスラブに励んでやると決意した途端、エリートコースの秘書室主任に大抜擢!社内でもよりすぐりの美人が集まる秘書室で、決意を変えることなくオフィスラブに邁進する俊太郎。やがてベッドの上で集めた情報の有効活用を思いつくのだった!
著者等紹介
豊田行二[トヨダコウジ]
1936年山口県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。新聞記者を経て、山口県選出代議士の秘書を6年間勤める。処女作「示談書」で、’68年上期の「オール讀物」新人賞を受賞。同作品は、第59回直木賞の候補にも挙げられた。政財界の内幕を描いた小説で評価を確立し、その後、エンタテインメント全般で活躍。なかでも、官能小説のジャンルでは、「人妻もの」や「野望シリーズ」などで、読者の圧倒的な支持を得る。’96年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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