光文社文庫
夜明けのフロスト―『ジャーロ』傑作短編アンソロジー〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334761622
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

平穏無事で和やかなクリスマスであってほしいと願うフロストだったが、期待はむなしく裏切られた。早朝、商店の戸口に赤ん坊が捨てられていて、その着衣には血痕が付着していた。少女失踪事件も発生し、また一方で、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭っていた。署内はてんやわんやの大騒ぎ。しぶしぶながらフロストが捜査に乗り出し…(表題作)。『ジャーロ』収録作品のなかから7編を厳選した傑作クリスマス・アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

116
いや〜、実に満足です。この時季にぴったりの7編の素敵なクリスマス・アンソロジー!タイトルのフロストだけではなく、その他にも素敵なおっさんたちにも沢山出会えました。ミステリー!と構えて読むのではなく、この寒い時季にちょっとしたハートウォーミングなお話でも読みましょうと言った軽いノリで読むのがお勧めです。ミステリー評論家の木村仁良さんも解説で「クリスマスにハートウォーミングなミステリーをお贈りスマス」なんてダジャレ(死語)を書いてるぐらい、きっと木村さんも素敵なおっさんなんでしょうね♡2017/12/22

くたくた

48
ダグ・アリンを求めて入手。そしてフロスト一気読み。こういうの、なんていうんだっけ、ミイラ取りが・・・、飛んで火に入る・・・、いや、毒をくらわば皿まで! お下品、お下劣、下ネタ満載、との読み友諸氏のレビューに手を出しあぐねていた御仁だが、いやはや、面白いじゃないか。もー、好きになってしまったよ。こういうおっさん大好きだ。こりゃ読むしかないね〜。そうして、また、積読山の標高は高くなるのであった。2018/12/07

Kurara

33
★ 2.5 こちらでいつも高評価なので読んでみました。クリスマス題材のアソロジー短編。登場人物が変わるだけで全体的に同じ感じなのかな?【58】2017/09/13

アメフトファン

32
今回は短編なので、フロストの苦悩も少なかった(笑)。いつもながらの不眠不休ぶりと人間の温かさを持つフロスト警部の魅力が満載です。まだ未訳の作品が一作あるようですが、はやく翻訳して欲しいですね。2015/08/26

Small World

30
ちょっと失敗しましました。あまり考えずに読み始めたのですが、これ、クリスマス物のアンソロジーでしたw。読む時期が~って感じです。でも、フロスト警部は中編でもらしくて楽しかったです。他にもレジナルド・ヒルのダルジール警視ものも収められていて、フロストとダルジールが同じ本の中で読めるなんて貴重ですよね。また、懐かしいピーター・ラブゼイの短編なんかも入っていてお得感満載の本でした。2020/07/17

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