光文社古典新訳文庫<br> 饗宴

個数:
電子版価格
¥968
  • 電書あり

光文社古典新訳文庫
饗宴

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月26日 12時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334752767
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0197

内容説明

なぜ男は女を求め、女は男を求めるのか?愛の神エロスとは何なのか?悲劇詩人アガトンの優勝を祝う飲み会に集まったソクラテスほか6人の才人たちが、即席でエロスを賛美する演説を披瀝しあう。プラトン哲学の神髄ともいうべきイデア論の思想が論じられる対話篇の最高傑作。

著者等紹介

プラトン[プラトン]
427‐347B.C.古代ギリシャを代表する哲学者。アテネの名門の家系に生まれる。師ソクラテスとの出会いとその刑死をきっかけに哲学の道に入り、40歳ころには学園「アカデメイア」を創設して、晩年まで研究・教育活動に従事した

中澤務[ナカザワツトム]
1965年生まれ。関西大学文学部教授。古代ギリシャ哲学を中心に、哲学・倫理学の諸問題を幅広く研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

119
本文は岩波文庫で読了。こちらは解説のみ(しかし100頁も) エロスについて各々が語った部分への解説は、解説者の解釈であり、それが正しいものであったとしても勉強のために読んではいないので自分の印象の方を大事にしたい。エロスについて語るにあたり、少年愛が出てくる背景の説明は興味深く、説明なしにはわからない部分だが、性的虐待ではないのかと思え気分が悪くなった。当時のギリシャの少年愛の慣習について、そのあり方に師弟愛や教育的効果を探す試みなど、そもそも無理ではないかと思えた(これは解説者ではなくプラトンに対し)2016/04/07

藤月はな(灯れ松明の火)

73
高校1年(まだ、BLのBの字も知らなかった頃)世界史の授業の時、熊さんのような先生から「この本で言う『愛』はねぇ~、おっさんが少年を愛することなんだよ~」と言われ、教室が微妙な空気になった思い出がありますw内容は酒を飲みながらおっさん達が元カレを交えながら、「愛」とは何かについて語り合う話です。「異性愛」だけではなく、「同性愛」についての意見も述べている所が興味深いです。しかし、徳や美しいものを求めるのが「愛」ならば、それとは真逆のものを求められないものは「愛」がないということにならないか?2015/02/12

マエダ

71
古代ギリシャの哲学者プラトンが紀元前4世紀に執筆した本書。イデア論とエロスの力が論じられている。エロスの価値観が現在と異なり興味深い。プラトニック・ラブはプラトン的な愛が語源という。様々な発見がある。2018/10/27

ナマアタタカイカタタタキキ

65
知的な男子会でのエロス談義。時代背景に加え、古代ギリシャ特有の風習である饗宴や、パイデラスティア=少年愛のあり方についてと、それらを踏まえた丁寧な解説がとてもためになった。個性溢れる登場人物、生き生きとした対話や言葉の美しさは、優れた文学作品のようではあるが、要所に著者の哲学的見解が張り巡らされていて、その感化力には目を見張るものがある。「本質的な美そのもの」に到達するためのプロセス、愛の奥義に至る道をディオティマが説いていて、その最高美のあり方に深い感銘を受けた。ソクラテスの鬱陶しさも嫌いじゃない(笑)2020/04/24

みっぴー

65
ちょ、これは面白い!全然難しいことないです。おっさん達が寝転がりながら、お喋りしているだけの話です。タイトル負けです。〝エロスの達人ソクラテス〟をはじめ、医者や政治家が『エロス』について各々の意見を述べていきます。訳が素晴らしく、解説にも沢山ページを割いているので、自分も哲学者の仲間入りをした気分に(о´∀`о)後半に酔っぱらいが乱入してきたり、ソクラテスをいじり倒したり、コメディ要素が満載です。他人の玄関先で物思いにふけってたら、いくら弁明しようがしょっぴかれるよソクラテスさん!2016/10/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7296495
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。