内容説明
本書では、様々なテーマの学術研究を紹介する文章を題材にして、コーパスに基づく総計333の語彙と文型、そして文法を身につけるとともに、調べ、考え、伝える104のアクティビティを通して、総合的な日本語コミュニケーション能力を育成します。
目次
1 コミュニティ(グループに分かれた争いを人間はいかにしてやめられるのか?;「多文化共生」は寛容な社会を作るのか?;人はなぜ「うわさ話」が好きなのか?)
2 ビジネスとテクノロジー(グループ討議はアイデアの生産性を高めるのか?;テクノロジーは思想や文化とは無関係に発展するのか?;人工知能はどこまですごいのか?)
3 スポーツと芸術(スポーツで「地元チーム」が勝ちやすいのはなぜなのか?;芸術はどのようなメカニズムで人の心を動かすのか?)
著者等紹介
田中祐輔[タナカユウスケ]
青山学院大学文学部日本文学科准教授。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。博士(日本語教育学)。日本学術振興会特別研究員、中国復旦大学講師、早稲田大学国際学術院助手、東洋大学国際教育センター講師、同准教授を経て、現職。東京大学、早稲田大学、一橋大学、東京外国語大学、などにおいて非常勤講師を歴任。多文化共生・国際文化交流・日本語教育をテーマに、留学生への日本語教育、JSL児童への日本語教育、日本語教材分析と開発、言語政策、日本語教育史、ビジネス日本語教育、日本文化の海外発信などを研究。第32回大平正芳記念賞特別賞受賞。2017年度早稲田大学ティーティングアワード総長賞受賞。2018年度日本語教育学会奨励賞受賞。2019年・2021年博報堂教育財団研究助成優秀賞受賞。2020年キッズデザイン協議会会長賞受賞。内閣官房東京オリパラ大会推進本部事務局beyond2020認証。2020年度WASEDA e-Teaching Award受賞。2020年度東京大学オンライン授業等におけるグッドプラクティス総長表彰受彰。2021年PARENTING AWARDノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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