光文社古典新訳文庫<br> 悪霊 別巻―「スタヴローギンの告白」異稿

個数:
電子版価格 ¥935
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
悪霊 別巻―「スタヴローギンの告白」異稿

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2022年08月13日 12時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334752453
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

内容説明

「スタヴローギンの告白」として知られる『悪霊』第2巻「チーホンのもとで」には、3つの異稿が残されている。本書ではそのすべてを訳出した。さらに近年のドストエフスキー研究のいちじるしい進化=深化をふまえ、精密で画期的な解説を加えた。テクストのちがいが示すものは何か。

目次

失われた「告白」 ドストエフスキー『悪霊』第2部第9章のゆくえ
『悪霊』第2部第9章―「チーホンのもとで」初校版
『悪霊』第3部第1章―「チーホンのもとで」ドストエフスキー校版
『悪霊』第2部第9章―「チーホンのもとで」アンナ版

著者等紹介

ドストエフスキー,フョードル・ミハイロヴィチ[ドストエフスキー,フョードルミハイロヴィチ][Достоевский,Ф.М.]
1821‐1881。ロシア帝政末期の作家。日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えた

亀山郁夫[カメヤマイクオ]
1949年生まれ。東京外国語大学長。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

89
本編より抜粋した3つのテキストを比較して読むという感じでした。残されている異稿の全てを初稿、ドストエフスキー、妻・アンナそれぞれの形で読むことで示された違いが興味深かったです。アンナの書いたものはかなり危険思想があり、制約が加えられたのが伺えました。それぞれの違いは微妙なものなのかもしれませんが、そこには告白しなければならないことに対する重視が見て取れます。登場人物が「悪霊」と戦ったように、ドストエフスキーもまた「読者」という「悪霊」と戦っていたのでしょう。2016/11/23

みっぴー

54
大人の事情で中々日の目を見ることが叶わなかった『スタヴローギンの告白』。作者Dと編集者のやりとり…というかバトルが、リアルで面白かったです。色んな『告白』バージョンがあって、初稿は『告白』original、校正版は『告白』remix、妻のアンナ版は『告白』featuringAと、勝手に名付けてみました。名付けただけで、内容はよく理解出来ません。しかし、あの手この手で編集の目を誤魔化そうとするDの執念を感じました。きっとDも創作という悪霊に憑かれていたのでしょう。2016/12/02

里愛乍

45
元来第二部九章にあたる『告白』は、内容が内容だけに校正を繰り返した結果三つ存在してしまい、それらが亀山氏の解説とともにまとめられています。『悪霊』構成上の中心をなすものと考えられていたとされ、専門的には文学史的には貴重な資料でしょうし、背景を繙くに当たっては興味深いことでしょう。ただ素人読み手である自分からすれば、それは完全に大人の事情的な問題で、しかももう2巻で普通に読んじゃってますしね。『悪霊』はドスト作品の中でも<最も複雑な謎めいた作品>だそうですが、まさにその通りだと思います。 2017/11/16

市太郎

40
まさに本編の核心ともいうべき「告白」の章。当時は出版されず、後に発見された3つの稿を掲載、検証している。この章無くして「悪霊」は語れない。結局、ドストエフスキーがもっとも出版したかった形は永遠に不明のままで、この「悪霊」もやはり未完成。それでも著者の力のすごさを感じてしまう。一生涯読んでいけるような底力も持っている。彼が描きたかったものとは一体何だろう・・・多少違っているとはいえ、同じ内容のものを(本編含めて)四度読むのは辛い。さすがに今回は電池切れ・・・また改めて読み、自分も徹底的に比べてみたい。2013/11/13

ころこ

26
「スタヴローギンの告白」は『悪霊』の中で錘のような役割を果たしています。告白によって、虚無的なスタヴローギンというキャラクターに深度が与えられているようにみえます。しかも、これはドストエフスキーの告白の様にも読めます。それを阻む後妻と興味は尽きないのですが、そもそもついてこられる読者の方が圧倒的少数派でしょう。解説を読むと、訳者はそれに耽溺しており、訳者の個人的欲求が表出しているように読めます。またその状況が訳者の告白のようであり、入れ子状態に錯綜している状況を楽しむのであれば読む価値はあります。2018/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4639053

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。