出版社内容情報
かつての大人(中高年)には、どこか不機嫌そうでいかつく、重たいイメージがありました。昔の文豪であれば、不機嫌そうにしていても周囲が気を遣ってくれるかもしれませんが、今はそういう時代ではありません。 つまり、重く威圧的な大人は、時代とマッチしないのです。不機嫌そうにしているだけで職場の雰囲気を重くしますし、その不機嫌さ自体が、ある種のハラスメントにつながりかねない世の中です。 軽やかなスピードがあって、いつも笑顔で上機嫌。周りの雰囲気をやわらかくし、嫌味や愚痴を言われてもおおらかにふんわりと受け流す。修羅場のようなシチュエーションでも、それ自体を面白がる余裕を持ち、白黒はっきりつけようとせず、むやみに一喜一憂しない。 そんな人物こそが、今の時代に求められるスマートな「大人」だといえるでしょう。――「はじめに」よりキレる、不機嫌になる、場の雰囲気を壊す、デリカシーがない、グレーゾーンがない人で溢れかえる今、求められる軽やかでユーモアのある大人になるための極意。職場、友人など、人間関係における40の悩みを、大人の対応力で解決。もう、むやみに悩まない、傷つかない。大人の対応ができれば、あなた自身がもっと生きやすくなる。【大人の対応力 悩みケース抜粋】嫌味を言ってくる急にスケジュールを変更してくる価値観を押し付けてくる一方的に怒りをぶつけてきた管轄外の仕事を押し付けられた言うことが変わる人に振り回されるとんでもないミスをして、 仕事相手を怒らせてしまった など
内容説明
できる人は“返し”が違う。キレる、不機嫌になる、場の雰囲気を壊す、デリカシーがない、グレーゾーンがない人で溢れかえる今、求められる“軽やかでユーモアのある大人”になるための極意。人間関係のよくある悩み40の俊逸で品のある対応をご紹介!!
目次
嫌味を言ってくる
急にスケジュールを変更してくる
第三者の悪口を聞かせてくる
価値観を押し付けてくる
嘘をつかれていた
名前を間違えられている
秘密をばらされていた
似ていない自分のものまねをされた
一方的に怒りをぶつけてきた
喧嘩の間に挟まれた〔ほか〕
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
みえ
neimu
メタボン
ちゃんちゃん