内容説明
片手を失い、自分の本名すら知らない孤児の少年「そばかす」は、「リンバロストの森」で木材泥棒から森を守る番人として働くことになる。大人でさえ恐怖をいだく森と沼地。孤独と恐怖、厳しい自然と闘いながら、人の愛情に包まれて、「そばかす」は逞しく成長していく…。
著者等紹介
ストラトン・ポーター,ジーン[ストラトンポーター,ジーン][Stratton‐Porter,Gene]
1863‐1924。アメリカの小説家、ナチュラリスト。インディアナ州の農場で十二人兄弟の末っ子として生まれる。1886年、薬剤師であったチャールズと結婚し、リンバロストの沼地がある同州ジュニーヴァに移り住む。ここを拠点に鳥類などの写真を撮り、コラムを雑誌に掲載するようになる。1903年に出版したネイチャーブックに続き1904年、最初の小説『そばかすの少年』を刊行。200万部を超える大ベストセラーに。1909年に刊行した姉妹編『リンバロストの乙女』も同様に大ヒットとなる
鹿田昌美[シカタマサミ]
1970年生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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