内容説明
“なぜ、相手や周りの気持ちがわかりすぎる人ほど生きづらいの?”日本人の脳の「強み」を知る!不自由さを突き抜ける処方箋。
目次
第1章 犯人は脳の中にいる―空気が人生に与える影響とは?(“カミカゼ遺伝子”は脳内に現代も息づいているか;日本人はなぜ「醜くても勝つ」より「美しく負ける」を好むのか;ブランドを身に着けると、なぜ「人生で得をしがち」なのか;日本人は富裕層になれても大富豪にはなれない?;不倫もバッシングも脳や遺伝子に操られているのか?)
第2章 容姿や性へのペナルティ―呪いに縛られない生き方(女性の容姿への「残酷な心理実験」が映し出す現実社会;女という「呪われた」性で「婚活」に苦しむ日本人女性;レールを敷く親―子どもを蝕む「毒親」とは?;同性愛の科学―“生産性”をめぐる議論に寄せて)
第3章 「褒める」は危険―日本人の才能を伸ばす方法とは?(失敗を恐れる脳―日本人はなぜ「挑戦」しなくなったのか;なぜ報酬がいいとやる気や創造力が減退してしまうのか;「すぐに返信しない男」と「既読スルーを我慢できない女」;「超一流」が育ちにくい時代に才能を伸ばす脳の育て方とは?;20代までも成長し続ける脳が味わう試練と、その助け方)
第4章 「幸福度が低い」わけがある―脳の多様すぎる生存戦略(日本人の脳をつくったのは、環境か遺伝子か?;「弱み」は人間の生存戦略上なくてはならない)
著者等紹介
中野信子[ナカノノブコ]
1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を得ている。現在、東日本国際大学教授。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mukimi
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