光文社文庫<br> 哲学探偵

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光文社文庫
哲学探偵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334749958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大富豪の若い妻が、興奮剤による心臓麻痺で死亡した。自殺なのか殺人なのか。難事件を専門に扱う特捜班に所属する高島警視と久保主任の意見は対立する。行き詰まった二人がたまたま訪れた競馬場で出会ったのは、哲学好きで短歌趣味の馬券師。哲学的視点を三十一文字にこめて馬券師が披露する驚愕の推理とは!?(「世界は水からできている」)。鯨ミステリーの真骨頂。

著者等紹介

鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年『邪馬台国はどこですか?』(創元推理文庫)でデビュー。傑作・怪作・奇作・話題作を連発する本格推理界随一のトリックスターである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

107
2011/9/14 Amazonより届く。 2017/10/18〜10/20  謎の哲学と競馬が好きな男が探偵を務める連作短編集。タレス、ソクラテス、デカルト、パスカル、カント、ショーペンハウアー、ニーチェ、ハイデッガーにちなんだタイトルが付けられている。が、いつもの鯨作品同様、気軽に読める。吉村達也さんが亡くなった後、お気楽に読めるミステリは鯨さんの独壇場だな。2017/10/20

とも

34
★★★相変わらず、バカバカしい。哲学探偵とは題名からして、ネタ切れテレビでよくある2時間番組なみ。鯨のこういった小説でよくあるのはテーマの掛け合わせ。今回は題名の哲学をメインテーマに、短歌と競馬を掛け合わせた短編小説。まぁなんとも幅の広い興味だろうかと感心。内容としては大したことはないが、時間つぶしには持って来いの一冊。2015/12/26

23
哲学と競馬と短歌。これを結び付けてミステリーにするからスゴい。情報量の多さも相変わらず見事2018/10/19

coco夏ko10角

19
哲学と短歌と競馬、様々な事件。なみだ特捜班の高島さんと久保さんが。時系列はこっちが先なのかな。2018/01/04

min2

19
競馬場で出会う哲学短歌を詠む馬券師。特捜班の二人の掛け合いに、この馬券師が絡んで軽妙なやりとりが楽しめました。高校時代の社会科の授業を思い返したりして、哲学のさわりも振り返ることができました。でも、再読はないかな? 2016/06/04

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