内容説明
南町奉行・大岡越前と内与力の池田大助は、将軍・徳川吉宗のもと、江戸を大火から守るため町の大改造に着手していた。一方、盗賊・雲霧仁左衛門は、かつて越前に捕らえられた弟の復讐を果たすため、江戸を壊滅させる壮大な陰謀を企んでいた。はたして越前と大助は、雲霧一味から江戸の街を守ることができるのか!?痛快活劇、鳴海講談「ご存じ」シリーズ第二弾。文庫書下ろし長編時代小説。
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年山形県生まれ。集英社コバルト文庫『聖痕者ユウ/薔薇のストレンジャー』で小説家デビュー。娯楽小説の王道をいく数多くの大人向け時代小説を発表し、読者の支持を得る。また、『殺されざる者』では、初めて現代アクションものを手がけた。ほかに、『「萌え」の起源―時代小説家が読み解くマンガ・アニメの本質―』や、『要塞学園』『THE・武頼(サムライ)』などの漫画原作、アニメ『戦国奇譚/妖刀伝』の原作、脚本など、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どん
1
大岡越前の内与力 池田大作が雲霧仁左衛門と対決する。 最後は予想がつくあらすじだが、ほかの小説ともちょっと違い、最後まで面白く読めた2022/10/05
かっぱえびせん袋のおじさん
1
軽いこういうのを読むと本読む楽しさって再実感する。一巻の遠山の金さんもおもしろかった2011/12/19
ぶんぶん
0
ご存じシリーズ、第2弾!「ご存じ遠山桜」に続いて、今回は大岡越前が内与力の池田大助と共に盗賊・雲霧仁佐衛門の捕縛に乗り出します。弟の復讐に燃える仁佐衛門が仕掛ける越前への罠とは…鳴海丈が熱筆を奮う痛快時代劇!2012/10/30
ちゅるふ
0
大岡さんがこの話の時点で、チャンバラの表舞台に立つ存在ではなくなっているので、部下が江戸中を駆けずり回ってがんばります。がんばってがんばって、嫁までゲットしてしまいました。 痛快感では、前作のほうが上かな?2011/11/13
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- 和書
- 268 リベルデュオ 8