内容説明
眠れる龍と呼ばれる巨大な逆断層に核爆弾を仕掛けるべく、テロリストが動き出した!北朝鮮工作員となった永野明は、青森県六ヶ首村に潜伏する。核燃料リサイクル工場を巻き添えにする企てだ。一方、福井沖では、カーフェリー乗っ取り事件が勃発。警視庁公安部「サクラ銃殺隊」が制圧に乗り出す―。国家存亡を賭け、狙撃手・仁王頭が最大の危機に立ち向かう。
著者等紹介
鳴海章[ナルミショウ]
1958年北海道生まれ。日本大学法学部卒。PR会社を経て、’91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。航空サスペンスで名を馳せ、その後、意欲的に作品を発表し新境地を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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terukravitz
4
図書館本★☆☆☆☆2021/05/25
Hideo
2
仁王頭、格好良すぎる!2016/12/08
澤田敬一
2
311地震の前に書かれていたとは!2013/07/20
忍者千乗りの門戸開放
1
別管理していた読了リストより転記
泰斗林
1
う〜む!!な内容。テロすら超越した、もはや崇高な爆発を実行する話。庶民派な私としては、政治・自衛隊・警察公安の硬い名称と硬い話が馴染めず、更にはデティールにすぎる兵器の記述に辟易し、20%くらいは斜め読みで進めてしまったのにも関わらず700pあって疲れた、という読後感です。自由主義ばかりが優先されて、人を省みなかった日本に嫌悪感があるのでしょうかね、アナーキストからニヒリストになった実行犯に、理念などではなくただ[壊したい]という思いで、活断層に原爆を投下させ、地震で崩壊した原発により日本を放射能汚染させ2014/02/14