光文社文庫<br> あの頃の誰か

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あの頃の誰か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334748975
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

619
8つの短篇を収録。「あとがき」によれば、それぞれ何らかの理由で、これまでの短編集からは漏れていたもの。概ね一つの着想を巧みにあしらった軽いタッチのものが多い。中では長編『秘密』の原型になった「さよなら『お父さん』」と「二十年目の約束」は他のものよりは本格的な構想を持っているようだ。一方、作品集のタイトルの由来となった巻頭の「シャレードがいっぱい」は、バブル期に書かれたものらしいが、内容も文体も構想もお気楽に浮かれすぎていて、ほとんど軽薄といってもいいほど。なお、篇中のベストは「二十年目の...」だろう。2021/04/26

Tetchy

514
収録作は89年から95年にかけて書かれた作品で、バブル景気に浮かれる日本を髣髴させるキーワードが物語に織り込まれていて感慨深い。特に顕著なのが、第1編目の「シャレードはいっぱい」と2編目の「レイコと玲子」。「バブルは遥かなりにけり」の感はあるが、これはこれでそういう時代があったことを知る貴重な資料にもなるのではないか。しかし長い創作活動の中で埋もれてしまった短編が再び日の目を見るように本に纏められるのも東野氏が今や当代一の人気ミステリ作家になったからこそだ。しかしやはりバブルは強烈だったなぁ。2015/02/25

HIRO1970

391
⭐️⭐️⭐️図書館本。国内出張(佐賀)に持って行きました。人気があるので気になっていましたが、東野さんは初めて読んでみました。推理小説を書く作家さんだとようやく知ることができました。後書きをよんでかなり珍しい訳ありの短編集だと分かりました。仕事で疲れていてもリフレッシュで読める本でした。バブル期やちょっと前の作品が多いので中年以上の大人向けです。2015/01/27

kaizen@名古屋de朝活読書会

270
雑誌などで既発表の短編集8つ。 二十年目の約束 レイコと玲子 再生魔術の女 名探偵退場 さよなら『お父さん』 シャレードがいっぱい 眠りたい死にたくない 女も虎も あとがきで,訳ありでこれまで短編集に掲載してこなかった理由を書いている。 好きな順番,あるいは嫌いな順番に並べてみるとよいかもしれない。 読んで損したと思ったものはない。あーあと思ったものはある。2012/02/09

ダイ@2019.11.2~一時休止

250
ワケあり物件の短編集。秘密を読み終えてからこの本を読めばその原型があるので、少しニヤリとできるかも。2013/08/05

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